• 2018.11.20
  • 1年で1番お菓子をもらえる日!

日本でも盛大になってきているハロウィン。
私は今年初めて!
"トリックオアトリート"を体験しました。
今回は本場アメリカのハロウィンについて、皆さんにシェアしたいと思います。

アメリカに来てはや二年半が過ぎましたが、我が家はアパートメントのため子どもたちがお菓子をもらいに来たことはありませんでした。
(もちろんアパートメントによって違っているかと思いますが、私の住んでいるアパートメントは比較的 単身、またはご夫婦の方が多いからでしょうか)

ずっと経験してみたかったアメリカのハロウィン。こどもたちがお菓子をたくさんもらえる"トリックオアトリート"、昔から憧れを抱いていました。

今年は友人のこどもたちといっしょに、安全当番も兼ねてご近所を回ることが出来ました!


一軒家の立ち並ぶ住宅街。
どのお家にもお菓子をもらいにいけるのかな?と思っていましたが、そうではないんですね。
きちんと開始時間・終了時間は決まっており、お菓子を配ってくれるお宅は玄関に電気が点いている、もしくはガレージのシャッターが開いています。
反対に、電気が点いていないお家はお菓子は配っていない、(または留守)というサインのよう。

キャンプ用の椅子を並べ、焚き火を囲みご家族総出で外で待機をしているお家があったり。
盛大なハロウィンデコレーションと共に飼い犬もいっしょに待機してくれていたり。
デコレーションは可愛らしいものではなく、不気味なガイコツや魔女、怖さを煽るBGMを流されているお家も。



トリックオアトリートが始まる数時間前に準備を始め、ここまでデコレーションされたというのにはビックリ!


アメリカのハロウィンの主役は、もちろんこどもたち!
様々なコスチュームに着替えたこどもたちがパンプキンバケツを持ち、"トリックオアトリート!"とお菓子をもらいに行く姿はなんとも可愛いものでした。

ご近所を回り終わる頃には、バケツいっぱいにお菓子があふれ、小さなこどもが持つには重たいほど。
間違いなく、こどもたちが1年で1番お菓子をもらえる日でしょう。

義姉のお家では、なんとお菓子を700個も配ったとか!!お菓子を用意するのも楽ではありませんね…


薄暗い夕方頃から始まったトリックオアトリート。
辺りを歩き回りお菓子を集め、終わる頃にはもちろん真っ暗。気温も下がるので大人は防寒対策必須!!です。

なかなか写真に撮りおさめることが出来ませんでしたが、手作りのコスチュームやユニークなコスチュームを着ているこどもが沢山いました。

帰りに寄ったスーパーでは、「ヒィィ!」とビックリしてしまうほどリアルなゾンビになっていた子も。
思わず「あなた怖すぎる…けどすごいわね!!」なんて声をかけると、どうやら隣にいた母親が手がけたらしく、「学校で初めてのコスチューム大会があったから頑張ったの。この子、今はこんなだけど普段はとっても可愛い顔をしているのよ。」なんてさらっと我が娘を褒めるところが素敵でした。

最後に、これはあとからこどもたちに聞いた話ですが、このトリックオアトリートで大量に集めたお菓子をお金と交換してくれる歯医者さんが近くにあるそうです。
1パウンド分のお菓子が1ドルになるらしく、8ドルも貰えた!!なんて喜んでいました。笑

こどもたちのためのイベントでありながら、大人たちもこどもたちを喜ばせることで楽しめるトリックオアトリート。
来年はお菓子を配る側を体験したいと思います!

特派員

  • アンダーソン 江里加
  • 職業専業主婦

結婚を機に、2016年5月、アメリカに移住しました。
日本で教わった繊細で美味しいお菓子を広めるため、日々お菓子を作り研究している専業主婦です。

アンダーソン 江里加の記事一覧を見る

最新記事

おすすめ記事

リポーター

最新記事

おすすめ記事

PAGE TOP