イントレピッド海上航空宇宙博物館|クラウディア・ ディアス|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2019.01.31
  • イントレピッド海上航空宇宙博物館
1982年にオープンしたイントレピッド海上航空宇宙博物館は、アメリカの陸・空・海軍の歴史を伝える軍事博物館で、さまざまな展示品と第二次世界大戦中に使用された潜水艦、空母、追跡艦、ヘリコプターなどの乗り物が集められています。しかも、最後の超音速旅客機「コンコルド」やスペースシャトル「エンタープライズ」まで収蔵されています。
イントレピッド博物館は、マンハッタンのウエストサイドに位置するヘルズ・キッチンのそばにあります。
見学内容を詳しく知りたければ、(私のように追加料金を払って)音声ガイドを利用することもできますし、いろんな言語に対応したガイド付きツアーを予約することも可能です。 この博物館は、軍で任務にあたる勇敢な男女に敬意を表することを重視したフィッシャー家によって約40年前に設立されました。フィッシャー家は当初、戦争で破損した空母「USS イントレピッド(恐れを知らないという意味)」が70年代の終わりにスクラップにされるのをまぬがれるよう、陳列するスペースを探していただけでした。しかし、彼らのこの取り組みが後にイントレピッド博物館の開設へとつながったのです。




博物館の主な見どころは4つあります。

1. 空母「イントレピッド」とフライトパビリオン
第二次世界大戦で使用され、歴史に名を刻んだ本物の空母「イントレピッド」がそのまま施設として使用されています。技術を結集したこの貴重な空母は1943年に進水すると、5つの敵機と交戦し、魚雷攻撃を受けたこともありました。イントレピッド自体が別館を構成していると考えてもよいでしょう。フライトデッキに上がると、ベトナム戦争で使用されたたくさんの航空機と、ミッションを終えて帰還する宇宙飛行士の救出に使われた数台のヘリコプターが並んでいます。
歴史が好きな人は、専用の映画室で空母の歴史に関する4D映画を見ることもできます。
3番デッキには食堂や寝室など、軍が日々使用する部屋が再現されています。


2. スペースシャトル「エンタープライズ」
スペースシャトル初号機「エンタープライズ」は、先ほどご紹介したイントレピッド内のスペースシャトルパビリオンに展示されています。ここにはアメリカ航空宇宙局(NASA)の歴史をたどれる写真、録音(パイロットの会話など)、フィルムを備えた17の展示ゾーンがあります。
エンタープライズを博物館に移送するために必要とされた、驚くべき輸送過程や作業を特集した展示もあります。エンタープライズだけでなく、飛行ミッション「ソユーズTMA」で実際に使用された宇宙カプセルを見ることもできます。国際宇宙ステーションに丸ごと特化したステーションライフという展示では、インタラクティブなスクリーンを通してルーチンワークを垣間見たり、宇宙飛行士が宇宙で毎日行う作業を詳しく学んだりすることができます。



3. 潜水艦「グロウラー」
「USS グロウラー」は現在一般公開されている唯一のアメリカ海軍潜水艦です。見学できるのは、乗組員が食事をしたり、トランプをしたり、映画を見たりしていた食堂および隣接する厨房、3つのパイロットステーションと水面上の様子を探るための2つの潜望鏡を備えた発令所、船尾と船首に位置する2つの魚雷発射室と自己防衛装置です。
乗組員用の9つの船員室も見ることができます。




4. 超音速旅客機「コンコルド」
航空機マニア垂涎の的、伝説のブリティッシュ・エアウェイズのコンコルドです。1970年代後半にロンドンとニューヨークを結ぶ大西洋路線の旅客輸送を開始したコンコルドは時速2,000km超を誇りました。この超音速旅客機は3時間未満での大西洋横断を実現しましたが、コストや環境被害に関する問題が浮上したことや、特に2000年7月の墜落事故で多くの犠牲者を出したことをきっかけに運航停止が決定されました。



博物館には子供も大人も楽しめる「Gフォース・エンカウンター」や「トランスポーター」と呼ばれる実動シミュレーターもあります。

特派員

  • クラウディア・ ディアス
  • 年齢午(うま)
  • 性別
  • 職業ニューヨーク大学教授

私は、ニューヨーク大学でスペイン文学と演劇の教授をしていますが、もともとはカリフォルニア出身です。余暇には長い時間散歩をするのが好きです。ニューヨークでは常になにか新しいものをあちこちで見つけることができるので、それが本当に大好きです。この街のお気に入りの季節は秋です。秋にはセントラル・パークの紅葉が素晴らしく、私の大好きなハロウィーンもあるからです。
私のブログを通してみなさんにニューヨーク市と、私の住むブルックリンに興味を持っていただきたいと思います。また、ここに住む人間の目から見たビッグアップルについての新たな視点を紹介したいと思います。

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