チーズ、ひげ、プディング、ストロー・ベアー…全部イギリスの楽しいイベント!|ジャンフランコ・ ベロッリ|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2017.12.28
  • チーズ、ひげ、プディング、ストロー・ベアー…全部イギリスの楽しいイベント!
イギリス人にユーモアセンスがないなんて誰が言ったのでしょうか?
イギリス人は楽しみ方や楽しむことを知らないなんて誰が言ったのでしょうか?
そんなことを言う人は、間違いなくこの国に住んだことのない人です。
実際、イギリスにはとにかく陽気で能天気なイギリス人のスピリットが感じられる楽しい(そして笑える)イベントがたくさんあります。
イギリス恒例のイベントで、その存在を初めて知ったときに一番笑ってしまったのが毎年グロスターシャーで開催されるチーズ転がし競争です。
この伝統的イベントが始まったのは約200年前からで、イギリスのコッツウォルズのグロスターに近いクーパーズヒルという丘で行われています。
この競走は伝統的にこの街の住民によって行われてきましたが、風変わりで楽しい(そして危険な!)この競争に参加しようとさまざまな地方や国から次第に人が集まるようになりました。
参加者はまず大きな円盤形のグロスターチーズを丘の上まで運び、コントロールを失うこと無くチーズを転がして坂を駆け下りなければなりません。 最初にゴールインした参加者が優勝者となります。

チーズ転がし競争

イギリスでは他にも2年に1度、風変わりな楽しいコンテストがあります。それはイギリスひげ選手権です。
これは紛れもなく顔ひげが主役のコンテストです。
出場者は競いたいひげに合わせて選んだ、部分ひげ、ひげ全体、口ひげのみのいずれかの部門に分かれ、部門ごとに設定されたさまざまなスタイルで競い合います。
イギリス人だけでなく世界のあらゆる地域の人が参加でき、聞くところによると男性限定ではないそうです!
というのも、ひげが生えていれば女性や子供も参加できるからです。このイベントで優勝することは多くの人にとっては無意味に思えるかもしれませんが、イベントの目的は楽しい時間を過ごすことに加えて、慈善目的の資金集めなのです。

この他の変わったイベントといえば、ピーターバラ近郊のウィットルシーで毎年1月に開催されるストロー・ベアー・フェスティバルがあります。
このお祭りは、1800年代に新年を祝う1月初めのパレードでひとりの男性が藁(わら)を身にまとって参加し、その雰囲気にぴったりのストロー・ベアー(藁クマ)という愛称で呼ばれるようになったことに由来しています。 ストロー・ベアーはみんなの前で踊りを披露し、見物客からお金または食べ物やビールをもらい、それをパレードの参加者全員で分け合って楽しんでいました。
話によると、この伝統は物乞いにつながる行為になり始めたという理由で1900年代初頭に禁止されてしまったそうですが、1980年代に祝賀行事の一環としてストロー・ベアーは復活し、現在ではお祭りの名前にもなっていて、パレードの主役として注目を集め毎年祝われています。
1月最初の土曜日になると、男性はストロー・ベアーのコスチュームを身につけてパレードに参加し、みんなの前で踊りを披露します。そして、翌日にそのコスチュームを燃やして旧年に別れを告げ、新年を「迎え入れる」のです。
最後に重要なことを付け加えると、ロンドンでは毎年クリスマスの時期にグレート・クリスマス・プディング・レースが行われます。
このレースは休暇中の最も楽しい、興奮させられるイベントのひとつとなっていて、やはり慈善目的の資金集めのために開催されています。
参加者は必ず仮装して走ることになっているのですが、みんなものすごく面白い、ユニークなコスチュームを考え出してくるので、これを見ているだけでも既に十分笑えます。
そしてもちろん参加者には、プディングを載せた皿を持って走り、プディングを落とさずにゴールすることが求められます。
レースに出場するには6人一組のチームを作る必要があり、オンラインで申し込むことができます。
35年以上も続くこのイベントは、ちょうどプディングそのものと同じようにイギリスの伝統になっているのです!


プディング・レース

特派員

  • ジャンフランコ・ ベロッリ
  • 年齢子(ねずみ)
  • 性別
  • 職業ブロガー/ミュージシャン

私がロンドンに引っ越してきたのは2年以上も前ですが、ロンドンの外国人居住者向けのニュースレターで、この大都市での体験や新しく引っ越してきた外国人向けのアドバイスを紹介するようになったのは昨年からです。ロンドンはとてもダイナミックな街で、だれもが楽しめるものがたくさんありますが、迷うことなく満喫するためには地元の人の目線を参考にすることが大切です。みなさんにロンドンの隠れた魅力をお伝えするガイドになりたいと思っています。

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