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新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組みとお客様へのお願いについて

  • 2020.12.23
  • クリスマスムード広がれ! ウイルス広がるな!
ここロンドンでは二度目のロックダウンが解除されたばかりです。12月3日木曜日、イングランド全域における都市封鎖が終了し、新たに導入された政府の3段階のCOVID-19警戒レベル(ティア)規制の分類に基づき、シティ・オブ・ロンドンとロンドンの32特別区は、すべてティア2に指定されました。
イギリス国内の各地域は現在、地域内の感染状況に応じて、ティア1(中程度)からティア3(非常に高い)までのティアに分類されています。
ロンドンはティア2ですから、危険度が高いと考えられているわけです。
ティア2は、コロナウイルスの大規模な感染拡大防止のために注意深い監視が必要な地域という基準ですので、これはロックダウン中と変わらないのですが、市民の活動には変化があり、自宅以外で人と会うことが許可され、同居する家族以外でも6人までなら(屋外で)集まっても可、生活必需品以外を販売する店舗の営業再開や、集団での屋外でのスポーツ活動、ソーシャルディスタンスを守っての文化イベントへの参加も認められています。
また、ロンドン市民は、バスや電車などを混雑させないよう、必要な場合にのみ公共交通機関を利用することが推奨されています。
パブやレストラン、ジムも再開。ただし、午後10時以降は外出禁止です。




ティア2では生活必需品以外を扱う店舗もクリスマス休暇に向けた営業を再開

つまり、クリスマス休暇を迎えるという点では、ロンドンは一応「通常」に戻るわけです。この期間は、世間一般にとってはくつろぎのひとときであると同時に、市内の事業者、特にサービス業や小売業の事業者にとっては、数か月続いた活動自粛と深刻な経営危機のあとにやって来た、少しでも利益を回復する貴重なチャンスでもあります。けれど現実には、クリスマス休暇はすぐそこというのに、今年のロンドンは明らかに例年とかなり違う雰囲気に包まれています。いつもなら大勢の人が押し合いへしあいしながら楽しそうに滑っているスケートリンク、乗り物やアトラクションが賑わいをみせるウィンター・ワンダーランド、往来でハグし合う友人たち、人で混みあうクリスマスマーケットやそのほかクリスマス恒例のイベントなどなど…これまで当たり前だと思っていたクリスマスの風物詩がすっかり姿を消しています。
また、介護施設などへの訪問も許可されておらず、お年寄りの人たちがクリスマスに娘や息子、孫たちに会えないなんて本当に残念で、このことを思うたびにとても悲しくなってしまいます。
イングランドのTV番組では、視聴者が番組にショートビデオを送り、番組出演者が介護施設の看護師さんたちと企画して施設にいる視聴者の家族にそのビデオを見せ、また反対に、施設にいる家族が外にいる家族に向けてビデオを作って番組内でそれを放映し、視聴する家族を驚かせている番組があります。
気の滅入るようなお話ばかり聞こえてきますが、中にはうれしいニュースもあります。なんと今年のクリスマス休暇、イングランドのサンタクロースはマスクをつけなくてもよいとされています!
え?どういうこと?
ご心配なく、一般の人は当然ながらマスクを着用し、ソーシャルディスタンスを守らないといけません。ただし、サンタは例外。これはダウニング街の政府の広報担当が正式発表したもので、今年も変わらず子どもたちがサンタに会う夢の体験を楽しめるように、百貨店やショッピングセンターにいるサンタ専用のガイドラインを設けたのだそうです。
とはいえ、感染予防のために衛生ガイドラインは遵守。サンタだって検査を受け、体温を測り関連する症状の有無を確認しますし、もちろん、一緒に写真を撮る子どもたちも同じです。
さらにもう一つルールが決められています。今年のサンタは、子どもとの撮影は許可されているのですが、ただ横に立つだけはOK、子どもを膝に乗せるなど、どんなかたちでも子どもの体に触れるのはNGとされています。

特派員

  • ジャンフランコ・ ベロッリ
  • 年齢子(ねずみ)
  • 性別
  • 職業ブロガー/ミュージシャン

私がロンドンに引っ越してきたのは2年以上も前ですが、ロンドンの外国人居住者向けのニュースレターで、この大都市での体験や新しく引っ越してきた外国人向けのアドバイスを紹介するようになったのは昨年からです。ロンドンはとてもダイナミックな街で、だれもが楽しめるものがたくさんありますが、迷うことなく満喫するためには地元の人の目線を参考にすることが大切です。みなさんにロンドンの隠れた魅力をお伝えするガイドになりたいと思っています。

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