• 2021.06.25
  • さて夏休みは?
そろそろ夏休みの予定とイタリアの実家に帰る計画を立てる時期なんですが…。
あぁ、またもや!
イギリス政府の専門家の中には、新型コロナウイルス感染の新たな波の到来やEUをはじめとする諸外国でのワクチン接種キャンペーン実施の遅れを懸念して、国民の海外旅行を考え直す人も現れました。彼らの話では、7月と8月に多く人が海外へ行くようになれば、国のワクチン接種キャンペーンは水の泡、イギリスは重大な危険にさらされるだろうということです。このため、ジョンソン首相は、政府が夏休みに関して「心変わり」した場合に生じる事態を危惧していることを明らかにしました。
事態は依然として不確かですから、私の夏休みのプランもイタリアにいる親戚の家に行く予定も、実際に計画するのはまだまだお預け。
6月に入り、数日前には感染者が再び3000人に急増して国内には動揺が広がりました。
問題となっているのは変異種で、イギリスで確認された変異種が大部分をしめています。
実際にイギリスの変異種は感染力が非常に強く、テレビ番組に連日出演している疫学の専門家たちによれば、今もこの国に存在しているようです。
特に、ワクチン接種率が比較的低い現状を考えると、第三波が起こる可能性は非常に高いそうです。
というわけで、私たちは予断を許さない状況にあります。
正直なところ、この事態にはびっくり、ガッカリ、しょんぼり、そしてイライラしています。
この前は、イギリスのワクチン接種率はイスラエルとアメリカに次いで世界で最も高くて、この国は国境を完全に再開放した一番目の国だって言っていたのに、今になってこの衝撃発言。
全国的な調査では、多くの国民がスペインやフランス、ギリシャやイタリアに夏休みの滞在先を予約していることが確認されているようですが、これから一体どうなるのでしょうか?
専門家たちは、新型コロナウイルス感染のリスクから守ってくれるワクチンの接種率が高いから第三波はこれまでの波ほどの影響はないと考えています(先程言ったことと矛盾していますよね、でも彼らは相矛盾することをTVでずっと主張し合っています)。
でも、新たな変異種は現在入手可能なワクチンに対してより強い耐性を持っているため、この国から感染リスクがなくなることはありません。もし新たな変異種がさらにイギリスに持ち込まれるなんてことになったら、これまでの新型コロナウイルス撲滅の成果が台無しになってしまいます。
政府の目標は7月末までに国内の全成人に対する2回目のワクチン接種を完了することですが、海外で休暇を楽しめるかどうかはあやしいところです。
現時点で、イギリス人が渡航を許されているのはポルトガルとジブラルタルだけ。イスラエルは紛争中ですし、アイスランドは今も海外からの入国者に一定期間の自主隔離を義務づけています。
海外からイギリスに入国する人はみな、到着前のオンライン申請書の提出や、出国の3日以内の検査、イギリス到着直後から10日間の自主隔離、隔離期間中さらに2回の検査(入国2日目と8日目)が義務づけられており、専用ポータルサイトで入国前にその予約と支払い(約200ポンド、約31,000円)をすませておかねばなりません。そんな事情ですから、私の知るところでは、観光で訪れる人はまずいないようです。
一方、1回目のワクチン接種の有効性に関して専門家たちが話していた研究結果は元気をもらえるもので、これによるとアストラゼネカまたはファイザーのワクチンの1回目接種を受けたイギリス人の95%以上に抗体が生成され、2回目接種ではその割合がほぼ100%になるそうです。同研究によれば、1回目のワクチン接種者の96%に約4週間後に抗体がつくられていて、その割合は2回目接種後7~14日には99%まで上がるそうです。ちなみに、アストラゼネカとファイザーのどちらの会社のワクチンも新型コロナウイルスに対する免疫応答を引き起こすのに有効と考えられています。
はてさて、どうかうまく行きますように!幸運を祈っています。

特派員

  • ジャンフランコ・ ベロッリ
  • 年齢子(ねずみ)
  • 性別
  • 職業ブロガー/ミュージシャン

私がロンドンに引っ越してきたのは2年以上も前ですが、ロンドンの外国人居住者向けのニュースレターで、この大都市での体験や新しく引っ越してきた外国人向けのアドバイスを紹介するようになったのは昨年からです。ロンドンはとてもダイナミックな街で、だれもが楽しめるものがたくさんありますが、迷うことなく満喫するためには地元の人の目線を参考にすることが大切です。みなさんにロンドンの隠れた魅力をお伝えするガイドになりたいと思っています。

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