アムステルダムの女性|マルタ・ ヒッキー|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2016.01.29
  • アムステルダムの女性
オランダと日本の文化の違いで以前からずっと興味を持っているの一つはジェンダーの役割です。歴史や社会や文化の違いで女性が定義され方、女性に期待されること、女性として目指すことが異なります。他の文化に触れると、その時の経験を影響するのは当然です。私は日本に住んだ時もそうでした。日本にいた時、男性と比べて、限られていることや甘く見られた経験をしましたが、一方、女性だからこそ、認められたり、尊重されたりした経験もあります。日本女性の気質のことは詳しくなく、ここに述べているのは一般的な話ですが、オランダ人の女性を紹介したいと思います。

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まず、オランダのジェンダーの役割を強く影響するのは、オランダの平等主義の文化と社会です。というのは、オランダ文化は男女全員が平等に大事にされ、同じ状況に同じ権利と扱い方があるというのが重要に思われているのです。地位と尊重は家族の関係や年上のことで手に入らなく、勉強や仕事を通して得るものです。そして、不平等に直面されるのがとても苦手で、違和感を持って、そのような場面に防ごうとする傾向があります。
一つの例に、会社の社長が部下と同じように食堂で列に並んで、特別な扱いを認めないということです。また、だれかに「あなた上司じゃないですか。」と聞かれることに対して「仕事の時間の時だけね」と答えるのも珍しくありません。同じように、上司が部下にコーヒーやコピーをお願いするとしかめっ面されることです。あまり良くないと判断されているオランダのサービスも平等主義に影響されています。物資やサービスが平等な立場から交換されているので、セールスの人はお客様をオープンに反対したり批評したりします。悪い日があるウェイトレスがいたら、彼女も頑張ってニコニコとしようともしません。平等主義のおかげで、「ガラスの天井」やセクハラのような事件が重く受け止められています。
また、80年代に導入された「ワークシェアリング制度」などのおかげで、母親として活動する傍ら、キャリアも頑張れる制度のおかげで、オランダ人女性は自由に動く余裕があります。オランダでは、パートで働いていても、フルタイムで働いていても、法律で時給やプロモーションなどの状況で差別がでないように守られています。

いうまでもなく、女性だけでなく、男性もこの制度の恩恵があります。パートで働けることや家で働けるおかげで、家族との時間が増えた男性もたくさんいます。父親が家にいて、母親が大黒柱の役割がある家族もいます。
一般的にオランダ人男女は両方が働くだけじゃなく、家事も育児も二人でしています。これは日本文化と大きな違いだと思います。女性は積極的や意欲的、自立した女性になるように刺激されています。男性はもっと周りの人に頼る、感情的にオープンな人になるように応援されています。これに対して、日本では根拠強いジェンダーの役割が明らかに分けているようです。一般的に、男性は仕事、女性は家事・育児の担当です。

私の世代の女性にとって、アムステルダムにいる女性という存在はどういうことでしょうか。60年代のフェミニストの女性の業績を無駄にしないことを意識しながら、賢明で、意欲的な自立した女性になることが期待されています。これまでの世代の女性の努力によって、今の私たちは自分の人生の自由と権利があります。勉強したいこと、したい仕事、肉体関係や中絶と避妊について個人的に判断する権利があります。男性と平等な立場で、恋愛の相手に合わせて自分がしたいことを遠慮することがあり得ないとも思われています。
特に二十代の女性は、キャリアにいいチャンスや面白そうなインターシップする機会があったら、周りの友達にその方向に進めるように応援することが普通だと思います。理想的に、問題になるより、男性も女性にとって重要さをわかってあげて応援したり、逆に女性は男性を支えます。何よりも、現在のオランダ人女性は強い、成功した女性になることを目標にしています。

ただし、ジェンダーの役割がはっきりしなくなっている裏もあります。特に外見に興味を持つ女性、重要な事についてはっきりした意見がない女性や男性に全額負担をさせる女性がいやな目で見らることがあります。また、消極的さや弱さと連想される女らしい特徴も馬鹿にされたり、子供っぽいとされることもあります。この点に対して、日本が特別なところがあると思います。多くの日本人女性は化粧を使って、洋服を気にしています。弱さが否定的にみられていなくて、女性として楽しんでもいい特権です。
日本人女性はどの程度に外見を大事にするかを感じているのが分かりませんが、きちんとすることはオランダと違うようにみられているのは確かです。日本に住んで、私も洋服を楽しんでもいいように思ってきて、今そのまま影響を受けています。また、日本では丁寧な、優しい、ちょっと消極的で女らしくいるのも力になることも多そうです。

私にとって、自分の中の意欲的、積極的な面と、比較的に女性らしい面のバランスをとることに、日本に住むことがいい経験になりました。周りのオランダ人女性をみて、皆が個人的に良いバランスを探しているようです。ちょっと時間のかかるプロセスですが、ジェンダーの役割がそれほどはっきりしていないことの余波の一つです。

最後に、オランダ人女性は力強い印象与える可能性がありますが、やわらかい面もあります。いつかオランダ人女性に知り合ってみたら、「可愛いですね」と言うより「綺麗ですね」と言ってみて、いろいろ彼女の意見を聞いてみてください。

特派員

  • マルタ・ ヒッキー
  • 年齢巳年(へび)
  • 性別女性
  • 職業教師、イラストレーター

アムステルダムで生まれ育ち、研究のため日本に2年半住んだことがあります。オランダ―日本間の文化的なつながりやコミュニケーションにとても興味があります。その他、自転車に乗ることや、教師やイラストレーターとしての仕事、友達と新しいカフェに行ったりすることを楽しんでいます。2014年にライデン大学を卒業し(アジア/日本研究修士)、現在は日本人向けのオランダ語学習教材を作っています。この学習教材では両国間の文化的な違いも紹介しています。

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