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  • 2021.11.04
  • リノベーション工事 (続)
前回はブラジルでのマンションのリノベーション工事の事を話してました。古いタイルをはがす事、そのタイルなどの処分の仕方、そして、最近使われているLED照明の事です。タイルを剥がしたり、コンクリートの壁の一部を崩すなどの騒音作業が終わって、一息ついたころに、電気の配線と配管のチェックがはいります。その後に壁や床をコンクリートで平にし、新しいタイルを貼り始めます。これで騒音はないかと思えば、タイルをそれぞれの大きさにカットするのにタイル、大理石カッター機を使用するので、騒音と同時にアッという間に空間が白い粉で覆われます。窓を開けて空気の循環をさせた方がいいのか、または風が入ると余計に白い粉が舞うのか、と見ているとオドオドします。ブラジルのマンションはキッチンを始め、お手洗い、ランドリールームは全てタイル、磁器、大理石などを貼ります。一般に板張り床やフローリングはリビングと部屋に使用されてます。



日本にあってブラジルの家にはないのが玄関の段差です。ブラジルでは土足のまま家に入ります。玄関ホールに靴箱は置いていません。いったん土足で家に入ってから、室内履きに履き替えます。来客に靴を脱いでもらうのはマナー違反です。しかしコロナ禍の為、この習慣も変わってきた家庭もあるようです。室内の汚れ防止に作業人には使い捨て靴カバ―を着用してもらいます。
床と壁にタイル貼りが終わると、キッチンにはシンクや棚などが設置されます。プロジェクトをして行くうえで、キッチンで決めることは数多くあります。キッチンカラーをはじめ、カウンターやシンクの大きさ、質、棚の大きさや設置する場所、オーブンや電子レンジを設置する場所などです。大工が作る造作家具を設置する場合は、作る期間を考えてオーダーしなければなりません。


最近建築家が良く使用しているのが、流し台に設置するステンレス製食器水切りです。下にはドレインが付いているので、水が溜まることもなく、洗いやすいです。


カウンターがあると、食後もそのままカウンターを囲んでの話が弾み、そこで必需品となるのがタワー式電源タップです。USBポートがあるとより便利です。タワー式のメリットは場所をとらない事、コンセント同士が干渉しないことです。そして、使用しない時はタワーをプッシュして、カウンターの下に入れます。便利です!



壁やドアなどのペンキを塗り、照明をつけてた後は家具を入れるだけです。ブラジルの壁はレンガを積んだ後、コンクリートでコーティングし、その後スパックリング・ペーストを塗ってからペンキを塗ります。最近はセメント系のモールテックスが人気であり、その仕上がりは存在感が出て、モダンな感じです。


ブラジルではペンキで壁を塗る方が価格が安いので、壁紙はあまり使用されていませんが、壁にアクセントをつけたい時や、子供部屋などのデコレーションには使用されてます。
リノベーションをするにあたって良くあるトラブルが、棚の設置をするのに壁に釘を打ったら配管に命中して、水漏れ!マンションで壁の中で水漏れが発生すると、下の階のマンションへと水が流れていくことです。下の階の方に迷惑をかけることに!
リノベーション工事では色んな業者を呼びますが約束した日に来ないのも頭が痛いこと。これなかった理由は様々。大渋滞に巻き込まれた。朝早くにコロナワクチンの接種に行ったけれど、列が長くて時間がかかった。携帯が壊れて連絡が取れなかった。車が故障した。などです。「ブラジルにありあり」って感じですが、いつもイライラしてしまいます。
どのリノベーション工事もトラブルありで、予定より時間も費用もかかりますが、最終的に自分が気に入った住宅が出来上がると良いですね。

特派員

  • 皆木サンドラ 奈美
  • 年齢辰(たつ)
  • 性別女性
  • 職業語学教師、ペーパートールクラフター

ブラジル生まれのブラジル育ち。大学卒業後、夫の仕事の関係で3年間滞在したシンガポールにおいて習得したペーパートール(=シャドーボックス)や語学を教えています。多国の文化や習慣を上手に混在させているサンパウロでの生活がとても気に入っています。

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