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  • 2022.04.05
  • 消費者保護法
3か月弱前に購入した洗濯機が調子よく起動していたのですが、先日から脱水し始めの回転時にガタガタと気になる音がするので、修理人に見てもらうように頼むことにしました。その領収書を確認しましたら、保証が切れる一週間前でした。


ブラジルにCDC (Codigo de Defesa do Consumidor )消費者保護法ができたのは1990年9月11日で、法律第8078号です。一般に電化製品は購入した日にちから90日の保証が付きます。今回私が購入した洗濯機に関しては、ぎりぎり保証が有効であるため、2,3日で修理人が来てくれました。調べた結果、部品の交換が必要だと言い、部品を受け取り次第、交換するとのことでした。1週間経っても修理するサービスセンターからの連絡がないので、問い合わせたところ、部品待ちとのことです。そして更にもう1週間が経ってしまいました。ブラジルではこんな状況は残念ながら多いです。何かがスムーズにいくと思ったら、他で待たされる。これでも以前より連絡が取りやすくなった方だと思いますが、頭が痛いのはまだ続きそうです。今回は保証があるので部品も修理代も無料です。


保証の延長をすることも可能な製品があります。それは各社で異なります。購入した時に店で保証の延長をしたいかを聞かれることもあり、その金額を知らされます。テレビなど高価格であり、長期間使用する品に対しては保証を延長するのも良いかと思います。
消費者保護法は商品を購入する時に守られているだけの法律ではありません。他にも記載されていることがたくさんあり、この中には人々も把握していないのもいくつかあります。例えば、
―駐車場で使用チケットを失くした際に、駐車場が罰金を取ることはできません。
―オンラインで品物を購入した場合、消費者は7日以内にその品を返却する事ができます。
―飲食店で最低の消費を規定することはできません。
―駐車場で駐車している自家用車に何らかの損害があった場合、駐車場の責任であること。たとえその駐車場が無料でもです。
―不適切な請求があった場合、店はその倍の金額で返すこと。
―映画館、劇場、イベントホールで飲食する際に、他の店で購入した飲食を持ち込む事を映画館などは禁止することはできない。

この様な法律があることを知人に伝えても、知っていたという人は少なく、実際にトラブルや事件に合わないと消費者としての権利などがわからないのかもしれませんね。
今のコロナ過でインターネットを通して商品を購入する事が増加しました。2020年のデータでは、ブラジルでインターネットで購入した人は40%も増加したそうです。それと共にいろんなクレームも増加しました。2021年1月の調査によると、消費者の82%の人が何らかのクレームをしていて、そのうちの67%が解決できたとのことです。消費者保護法があるにも関わらず、商品の返却や交換ができなかったり、不適格な請求があったり、製品にダメージがあったりなどのトラブルもあるそうです。
皆さんはクレームをしたことありますか?
私は若い頃はクレームをほとんどしなかったです。でも今は違います。手間暇がかかるので少々面倒ですが、消費者保護法を理解したうえで何事も解決していくのが良いと思います。

特派員

  • 皆木サンドラ 奈美
  • 年齢辰(たつ)
  • 性別女性
  • 職業語学教師、ペーパートールクラフター

ブラジル生まれのブラジル育ち。大学卒業後、夫の仕事の関係で3年間滞在したシンガポールにおいて習得したペーパートール(=シャドーボックス)や語学を教えています。多国の文化や習慣を上手に混在させているサンパウロでの生活がとても気に入っています。

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