• 2020.05.13
  • ファーマーズマーケット
私はできるだけ野菜や果物などの食材はファーマーズマーケットで購入しています。ファーマーズマーケットは日本の朝市のようなもので、学校や、公園、競馬場の敷地を利用し、週末だけテントを設置して開かれています。時間は朝7時くらいから始まり、昼過ぎ1時くらいには店をたたんでいます。地元で作られた野菜や果物、卵や生花、シーフード、肉などが売っており、実際に農家で野菜や果物を作っている人が売りに来ているので、採れたてで新鮮なものが手に入ります。卵もスーパーで売られている卵はびっくりするくらい賞味期限が長いのですが、(日本より断然長く、生で食べないようにしています)ここのマーケットでは2-3日前に採れた新鮮なものが手に入ります。以前はオーガニック(有機栽培)マーケットに通っていたこともありましたが、オーガニックとなると値段も倍以上するので、最近はスプレーフリー(農薬スプレー不使用)の野菜や果物を購入しています。ファーマーズマーケットのスプレーフリーの野菜、果物はスーパーで売られているものとあまり値段も変わりません。食材以外にも雑貨や衣類などを販売している人もちらほらおりますが、そんなに大規模なマーケットではないので、ささっとお買い物をするのにちょうどいい広さです。野菜や果物は計り売りのものが多く、必要な分だけ購入することができます。日本と同じくオーストラリアも四季があるので、季節ごとの旬の食材も売られています。意外かもしれませんが白菜や、大根、水菜、春菊、かぶ、おくらなどの日本の野菜も手に入ります。逆に日本ではあまり見かけないビートルート(赤いかぶのような野菜)やリーク(太いネギのような野菜)やシルバービートと言う、ちんげんさいと白菜の葉をかけあわせたような葉野菜なども売られています。アジア人の農家の方が出している店も多いので、グリーンパパイヤや空心菜やターメリック、他にもどんな料理に使うのかわからない、見たことがない葉野菜なども売られています。基本買い物袋はないので、購入した食材は持参したバッグやかごや段ボール箱に入れて持ち帰ります。合計約30から40くらいの店が出店しており、値段も他の店舗と差が出ないようにほぼ同じような価格で販売しています。以前このマーケットで友人に会い、その時は「あそこのお店が一番安いわよ。」と言っていましたが、どこかが安くしたら他も負けずに同じ値段にするようで、今はほぼどこも変わらない価格になっています。野菜、果物がメインですが、他にも採れたてのエビや魚を販売するシーフード屋さんとお肉屋さんがそれぞれ一店舗ずつあり、キノコ専門のお店も一つあります。私はいつも大きめのかごを持参していきますが、パイナップル丸ごと1個を買ったり、あれもこれもと買うとあっという間にかごがいっぱいにずっしりと重くなります。コーヒーやホットドッグなどその場で食べれる屋台も出ており、テーブル、いすも所々に設置されています。私の行っているマーケットは小学校の敷地で、マーケットの脇には砂場と滑り台などの子供が遊べるスペースがあるので小さな子供達はここで遊び、親は周りの椅子に腰かけコーヒーを飲んだり、朝食をとったり一息ついています。私も時々、買い物の後にお気に入りのダッチパンケーキとラテを注文してお友達とお茶をして帰ります。お天気の良い日に散歩がてらぶらぶらと歩くのもとても気持ちがいいです。


新鮮な野菜や果物がそのまま陳列されています。


(左):観葉植物も売っています。ホームセンターで買うより安くて元気です。
(右):お肉屋さん。トレーラーにお肉が入っています


(左):シルバーアクセサリーのお店。ビーチっぽい素敵なデザインのものがたくさんあります。
(右):アフリカのガーナ産のかご、アクセサリーを販売しています。
ここのかごが可愛くてお気に入り。


食べ物の屋台も出ています。手前にあるのが寿司と日本のカレーを販売している屋台。


お気に入りのダッチパンケーキ屋さん。メープルシロップとアイシングシュガー、たっぷりのクリームが添えられています。カロリー高めですが、もちもちして美味しいです。

特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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