オーストラリアのレストランのホスピタリティー事情|菅沼 千栄子(旧姓 名倉)|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

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  • 2020.08.27
  • オーストラリアのレストランのホスピタリティー事情
ホスピタリティーとは接待、おもてなしを意味する言葉。全てのオーストラリアのレストランとは言いませんが、そこそこお値段も良いレストランはもちろん、一般のカジュアルなレストランでもホスピタリティーのクオリティは高く、尚且つオーストラリアではチップ制を取り入れてないにも関わらず、店員はほぼ皆フレンドリーで親切な対応をしてれます。日本のホスピタリティーとの違いは、簡単に言えば、オーストラリアの場合、ウェイター、ウェイトレスがよくしゃべる事です。フレンドリーで話し好きなオーストラリア人は日本のように必要最低限の事以外はできたら話さず、静かに放っておいてほしい接客よりも、もっと構って欲しい接客を好むように思います。関東と関西などで多少差があるかもしれませんが、日本では基本、注文を取り、料理を運ぶ以外お客様から話しかけられない限り、あまりベラベラと話をするといった事はなく、お客様に言われた通りに動く受け身的なサービスをするのに対して、オーストラリでまさに“おもてなし”という言葉がぴったりな、自発的なサービスを提供しているように感じます。オーストラリアではまず、ウェイターが「私が今日あなた方のお世話をさせていただきます」と簡単に挨拶をしてくるレストランも少なくありません。また、「この店には来たことがありますか?」と尋ねられたり、初めてですと言うと「うちは、○○の料理が有名ですのでぜひ試してみて下さい」などと教えてくれたり、メニューを渡した際も「何かメニューのことでわからないことがあればなんなりと聞いて下さい」と一言添えます。そして本日限定のスペシャルメニューを紹介する際も、メニューを棒読みするというよりも、どんな料理かもっと細かく説明してくれたりします。そして絶妙なちょっとの間をおいてからオーダーを取りに来てくれます。そして各テーブルの飲み物の量も常にチェックをしており、残り少なくなってくると、「飲み物、他に何かいりませんか?」と聞いてきてくれます。飲み物、前菜、メインと順番に料理が運ばれ、お皿を下げる毎に「お料理はどうでしたか?」と聞いてきます。美味しかったと答えると、「私もこの料理大好きなんです」などと言ってくる店員さんもいます。食事の途中にもテーブルに来て、「大丈夫ですか?全て問題ありませんか?」と尋ねてくれます。そして食事が終わると「デザートやコーヒーなど何か召し上がりますか?」聞いてくれます。また、事前に今日は誕生日のお祝いで来ていると伝えているとデザートにHappy Birthdayのメッセージを入れてくれたり、中には店員達が集まり、サプライズでハッピーバースデーの歌を歌ってお祝いしてくれるサービスもあります。店員もかしこまった表情や無表情というよりは終始笑顔でとてもフレンドリーです。以前女子8人で行ったレストランでは、席について早々ついついおしゃべりが弾み、メニューを決めるどころではなかったのですが、担当のウェイターの男性が、「お話し中ちょっとごめんなさい、ちょっとメニューについて説明するのでみなさん聞いて下さい」といった感じで学校の先生のようにいい具合に仕切ってくれました。日本ではこの人なんで話してる途中に入ってくるの?と敬遠されがちかもしれませんが、こちらではこれが普通。謙虚なのもいいことですが、どんどん話しかけて、でも嫌味のない接客をしてくれます。お店が予想外に忙しかったりすると絶妙なタイミングでお皿を下げたり、ドリンクの再注文を聞きに行くのも難しい時もあるかもしれませんが、基本的にはいい間を取り、いい笑顔でお客様へ心地よい接客を提供するよう常に心掛けているようです。ですので、時々ホスピタリティーのクオリティが低かったお店に行くとちょっとがっかりしてしまいます。逆に料理がいまいちだったとしてもとびきりの笑顔で気持ちのよい接客を受けたらこちらもいい気分で帰れます。オーストラリアでもコロナの影響で閉店を余儀なくされたレストランや一時的に閉めているレストランも多く、厳しい状況が続いており、まだまだ外出するのも気を緩められない時ですが、一日も早く通常の生活に戻ることを祈っています。


ティラミスにハッピーバースデーのメッセージサービス

特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 年齢丑(うし)
  • 性別女性
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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