リサイクルのお話|菅沼 千栄子(旧姓 名倉)|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

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  • 2020.12.02
  • リサイクルのお話
オーストラリアでもビンや缶、ペットボトルなど再利用できるものはリサイクルとしてごみ箱も一般可燃ごみと区分けされています。ただし私の住むクイーンズランド州では日本のように細かく分類されていないので一般ごみかリサイクルかの2種類だけです。一般ごみは緑の蓋、リサイクルのごみは黄色い蓋のごみ箱を利用します。リサイクルのごみ箱にいれていいものは、以下のものとなります。
・プラスチックのボトルや容器
・アルミ、スチール缶、空のスプレー缶
・ガラス製のボトル、容器
・綺麗な段ボール、新聞、紙、広告紙、雑誌

リサイクルとして扱わないごみは以下のものなどです。
・プラスチックバッグ(スーパー袋)
・プラスチックラップ(サランラップ)、梱包用ビニール
・紙おむつ
・洋服、くつ、アクセサリー
・Pyrex、耐熱グラス
・セラミック、チャイナ食器
・電球、蛍光灯
・タイル、レンガ、石、土、動物の死骸


実際のごみ箱:黄色い蓋がリサイクルごみです。蓋の上にもリサイクルとして入れていいもの、入れてはいけないものが表示されています。

耐熱ガラスやPyrexがリサイクルできないのは私も知りませんでした。私達が普段出している黄色い蓋のリサイクル専用のごみ全てがリサイクルされていると思っていましたが、実際は捨てられた段ボールに液体が染みこんで汚れていたり、テープなどがくっついたままだったり、缶やペットボトル、ビンなども中身が少し入っていたり、蓋が付いたままだとリサイクルできない場合もあるようです。ですので、ペットボトルやガラス瓶は蓋を取り、中は水ですすぎ、ビニール袋などに入れずそのまま黄色のリサイクルごみ箱へ入れるようにして捨てる必要があります。
クイーンズランド州では2018年から環境保全とペットボトル等のリサイクル率を上げる目的として“Containers for Change”という取り組みを始めました。ペットボトルや空き缶、瓶などと集めてリサイクル業者へ持って行くと1個当たり10c(日本円約7.5円)返金してくれるしくみです。たかが10セントですが、100個集まれば$10、1000個集まれば$100まさに塵も積もればお金になるのです。このお金と交換の取り組みによって、子供がお小遣い稼ぎにせっせと空き缶やボトルを集めたり、ビールが大好きなオーストラリア人がリサイクルごみとして捨てていた大量のビール瓶や缶を集めてリサイクル業者へ持ち込むようになったりし、たくさんの人々の協力のおかげで、毎年2.7ビリオンのリサイクル可能な一般ごみとして捨てられていた容器が今では半分以上が再利用されるようになったそうです。例えばPETボトルは100%再利用可能で、回収されたPETボトルはリサイクル業者により、肉や魚をいれるトレーに生まれ変わったりと再利用されています。
公園などの公共の場のごみ箱は一般ごみもリサイクル可能なごみもひとまとめになっており、一般家庭のごみ捨ての区分けもまだまだ大雑把なオーストラリアですが、まずは毎日出しているリサイクル可能なごみを綺麗に捨てる習慣をつけることから始めて少しでもごみが減っていったらいいと思います。

特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 年齢丑(うし)
  • 性別女性
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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