この対策はニューサウスウェール州が先に行っていましたが、クイーンズランド州の規制開始とほぼ同時にニューサウスウェールズ州ではこの規制が解除。
オーストラリアのコロナ対策は国で動くというより州毎に規制が設けられているので州によって大きく異なります。
そのせいか、クイーンズランド州では感染者がほとんどいない状況でしたが、12月中旬より一部条件付きで他州からの入州の受け入れを開始したとたん、オミクロン感染がまたたくまに広がり、クイーンズランド州だけでも1月14日の時点で17万人以上、5日後の1月19日の時点では24万人以上の人が感染、オーストラリア全体ではついに180万人を突破してしまいました。
12月7日の時点ではクイーンズランド州の感染者は1人だったのがまるで嘘のようです。もう隣人や友人、知り合い、会社の人でも感染している人が多すぎでいつ自分が感染してもおかしくない状態になっています。感染者がこんなにも増えている状況にもかかわらず、オミクロンは感染しても症状が軽いのがわかっているからなのか、クイーンズランド州は1月15日付けで約2年ぶりに完全に州のボーダーを開くことになり(今まではボーダーパスという許可の発行が必要)感染者数はさらに増えることが予想されます。
陽性者は仕事にも行くことができないため自宅隔離されるので、これだけの感染者がいると店舗も従業員不足になってしまうため、休業している店もかなりあります。
そして運送業者も人手が足りないからか、スーパーマーケットでも品不足が続いています。品切れのものとそうでないものとのばらつきがありますが、トイレットペーパー、ティッシュペーパーは相変わらず品切れ。何か自体が急変するととりあえずトイレットペーパーを買っておこうと思うようになってしまったようです。
今回はマスクやハンドサニタイザーは有り余っているほどどの店にも置いてありました。
びっくりしたのが、スーパーに言ったらお肉類が一つもなかったことです。肉の棚に何もないという、こんな光景オーストラリアに来てから見たことがなかったので思わず写真に残してしまいました。
冷凍食品も一部ガラガラ、調味料やパスタ、お菓子や洗剤などは若干残っているようでした。スーパーで働いている知人も従業員不足でとても忙しく回っていないと言っていました。野菜も値上げし始めており、この状況がいつまでつづくのかと皆不安のようです。
この感染拡大もはやく落ち着いて通常の生活に戻れますよう、他の新たな菌が出てこないよう祈るばかりです。
感染防止対策ももちろん大事ですが、普段から健康に気を付けて自己免疫力を上げておくことも大事だと思います。
相変わらずすぐ無くなってしまうトイレットペーパー
洗濯洗剤は若干まだ残っていました
精肉売り場。チキンシュニッツェル(チキンかつのような揚げたチキン)以外は何もありませんでした。
チーズなどの冷蔵食品売り場もガラガラ。
クラッカーなどにつけて食べるディップ好きなオージー。
スーパーにはディップ専用の棚もありますが一つだけぽつんとあるだけで全て品切れ状態。