・紙製木製のストロー、フォーク
オーストラリアのプラスチック排除運動は本格的に進んでおり、最近ではプラスチック製のストローはほとんど見かけなくなりました。ほとんどすべて紙製になっています。持ち帰りのフォークやナイフも木や土に還るBiodegradable素材でできているものがほとんど。ストローは水分を含むと柔らかくふにゃふにゃになり正直使い勝手はあまりよくありませんが、環境のためならとあまり文句を言っている人もいないように思います。オーストラリア人は使い勝手より環境を重視する人が多いのも素敵です。スーパーマーケットにはプラスチック製もまだ売っていますが廃止されるのも時間の問題ではないかと思います。
・バラマンディ(Barramundi)
バラマンディとはオーストラリアに棲息する1.5~2メートルくらいある食べることができる淡水魚。淡水魚の割には癖が少なくオーストラリア人にも人気です。フィッシュ&チップス(魚をグリルまたは揚げたものにフライドポテトがセットになったもの)でもバラマンディを使ったり、レストランでもバラマンディのグリルは必ずといっていいほどメニューにあります。スーパーマーケットでも切り身が売っているので、オーストラリアに来た際はぜひ試してみてください。シンプルにグリルして塩コショウ、ディルを乗せてレモンを絞って食べるのも美味しいです。
・ベビー用アンバーネックレス
これはオーストラリアだけでなく、欧米全般で広まっているものだと思いますが、アンバー(琥珀)という茶色い天然石のように見える樹脂が赤ちゃんの歯ぐずりに効くと言われています。アンバーから放出される天然のオイルにはリラックス効果、傷の治癒の促進、痛み止めなどの効果があり、アンバーをネックレスにしたものを歯が生え始めてくる赤ちゃんにつけるという習慣があります。私がオーストラリアに住んだばかりの時、アンバーのネックレスをつけた赤ちゃんがたくさんいたので、意味が分からなかった時は、このネックレスがオーストラリアで流行っているのか、何かお守り的な意味があるのかと不思議でした。可愛い赤ちゃんが茶色の渋い地味なネックレスをつけている姿がそのギャップでとても可愛らしいです。
・セルフタンアイテム
オーストラリアには塗るだけで小麦色の肌になるセルフタンのアイテムが豊富です。オーストラリアでは真っ白な美白よりも、ちょっと日に焼けた健康的な肌のほうが魅力的ととらえている人が多いため、セルフタンアイテムが人気。スーパーやドラッグストアには必ず売っているアイテムです。種類も豊富でムースタイプからクリーム、スプレータイプと色々あります。スプレータンのサロンもあるくらいで、逆に日焼けサロンはほとんどなく、スプレーで日焼け肌にするほうが、紫外線や日焼けに弱い白人の肌には安全で需要があるようです。
・とりあえずのDip
おつまみとして、ワインなどのお酒と一緒に食べるクラッカーとディップ。
オーストラリアのスーパーマーケットにはたくさんの種類のディップが陳列されています。日本のビールと枝豆のように、とりあえずディップとクラッカーを食す機会がかなり多めです。ホームパーティーでもピクニックにも気軽で便利で食べやすく、皆が好きだからでしょうか。
アボカド、オニオン、ドライトマト、ホモス(ひよこ豆)、パプリカ、バジル、スモークサーモンなどなど、まだまだあります。様々な味のディップがあるので、これだけでもブログのネタになりそうなので、次回詳しく紹介したいと思います笑
・ピピ
オーストラリアのビーチに行くと足で砂浜の砂をほじくり何かを捕っている人をみかけるかもしれません。通称ピピと呼ばれる(正式名称はPlebidonax deltoides)うっすら薄紫がかったツヤのある、大きさも色味もハマグリによく似た貝が生息しています。この貝は食べられるのですが、味もハマグリそっくりな味です。お吸い物やパスタやワイン蒸しなどで食べるととても美味しいです。私も昔友人と夜ビーチに行ってピピとりをしたことがあります。砂浜と波打ち際の砂を足でほじくっていくとピピが足にあたる感覚が面白くて、やり始めると結構ハマってしまいました。あさりやハマグリ同様、きちんと砂抜きをしないとかなり砂が残ってしまいます。一度、きちんと砂抜きをせずに調理したピピはじゃりじゃりでたべられたものではありませんでした笑
実は今日本に約5か月長期滞在をしているので、紹介させていただいたものの写真がなくてすみません。
でもこれからオーストラリアに行く方々が実際に現地でこれらのものを発見されるのも面白いかなと思いました。
次回は日本にはあってオーストラリアにはないものパート2をご紹介します!
- 2023.12.07
- オーストラリアにあって日本ではあまり見かけないもの―パート2