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  • 2020.01.21
  • 新年に向けて
令和元年の反省 令和2年に向けて

2019年。
忙しくて、とにかく余裕のない一年でした。
ぎっしりと働き詰めという訳ではなかったけれど、やった仕事の内容はバラエティーに富み、初チャレンジで失敗し、泣くこともありました。

メディア関係では、テレビは毎度のこと、写真集、ファッションブランドのカタログのジョブも入った。タレント絡みも多かったので、相当気を遣うし、物事がスムーズに進むように頭もフル回転で疲労困憊でした。

テレビの仕事は内容に富んでいるので刺激的ではあるが、一瞬で終わってしまうのと、やはり自分が関わった番組を日本でリアルタイムで観ることがなく、他人事のように感じてしまう。仕事的には非常に濃くハードなので、達成感は他の仕事と比べると半端ないが、なぜかいつも心にぽっかりと穴が空いたような気持ちが残るのです。

写真集の仕事は多くはないけれど、やった事がきちんと「本」という形になるし、モデルのポーズや衣装、風景までも作り込んでいくという意味では芸術的で、とても気に入っている。
撮影が始まると、モデルとカメラマンの世界がスタートし、たまにそこにスタッフが入り込むことはあるが、緊張で張り詰めた空間は、まるでそこだけが異次元になったように感じられる。
その世界が始まると、コーディネーターとしての私はほぼ用無しで、ただの見学者として見とれるばかりで、神秘的な空気の魔法にかかったような気持ちになるのです。
今回はマデイラ諸島での撮影があり、非常に貴重な体験をさせてもらいました。

こうしたメディアの仕事が入ってない時は、修復。リスボン中心にあるリフォーム中の建物の、壁の風景画を任されていました。最終的な納期を聞いておいて、自分で空いた時間・日に出向いて納期内にどうにか終わらせた。すると直ぐに次の場所を任せられ・・・。ポルトガルのようなのんびりした国では、私(日本人)のように納期を守れる人物は貴重な存在となり、納期が迫る箇所をあてがわれる。結局、建物全体の修復作業・工事が終わらないと、こうしてダラダラと仕事が継続されて行く。しかも私がやる場所は常に納期との戦いにもなるので、ストレスも大きい。

他にも継続的にやっているグラフィックの仕事、主人の音楽関係の仕事の手伝いも手がけた。
仕事ではないが、友達の来訪が2度もあった。誰も来ない国なのに、不思議な事に2回重なった! 更に、日本から放浪旅の学生さんをうちで世話する。
そして、なんと去年は父の具合が悪く、2度ほど帰国した。

イライラが募り、家庭では、主人の嫌なところばかりが目につき口論したり、大人気もなく思春期の娘とぶつかったり。

愚痴ばかりになりました。
でもこうして見てみると、やり過ぎなんだろうな。今の自分にできることを見極め、断る仕事も増やして行こう。家族との時間も増やして行こう。
2020年は、もうすこしゆとりのある暮らしを心がけて行こう。

特派員

  • 太田めぐみ
  • 年齢丑( うし )
  • 性別女性
  • 職業修復士、通訳、コーディネーター/Insitu(修復)、Kaminari-sama、ノバジカ、他

ポルトガル在住の保存修復士。主に、絵画(壁画)や金箔装飾を専門にし、ユネスコ世界遺産建築物や大統領邸の内部を手がける。シルバーコースト近くの村で、地域に根付いた田舎暮らしを満喫している。趣味は、土いじり。

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