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  • 2022.05.20
  • キャッシュレス社会
ここ最近、日本に行って残念に思うのは、自動販売機です。
日本では、いたるところに自動販売機があり、それがいつも楽しみでありました。日本到着早々、自販の前でどんな新商品があるのか? どのジャパニーズテイストでスタートするか?数分かかることもしばしば。もちろん日本を発つ時は、次の来日用に小銭を使い切らない用意周到さ。
ではなぜ、残念? それは、コイン入れる口なしの自販が増えているからです。

ポルトガルは日本よりもキャッシュレス化が進んでいました。
私が2000年にポルトガルに来た頃は、すでにみんなデビットカードでの支払いが当たり前でしたし、カフェ、スーパー、市場での小額購入にでも使えるし、手数料は全くかかりません。ATMで現金を引き落とす際も手数料ゼロ。しかも同じ機械で、携帯電話のチャージ、光熱費の支払いからコンサートチケットの購入までできます。
高速道路はすでに日本のETCにあたいするVia Verdeというシステムが導入されており、むしろ日本から研修に来られているほどでした。
ATMとVia Verde。この2点は、日本からの駐在員誰もが納得の日本より勝るベスト2でした。

その後、ITの進歩でアプリと連動するようになったので、カードそのものも不必要になっていきます。リスボンの街中にある、乗り捨て型の(電動)キックスクーターは、携帯アプリでスクーターのバーコードを読み取れば、すぐにでも乗れます。
車関係で言うと、ほとんどの駐車場はVia Verdeと連携で出入りの際、車のプレートナンバーを読込み、月一でまとめて請求されます。入る時にわざわざ車の窓を開け、チケットを取り、機械で支払いをしてから出ると言う、面倒なプロセスは大分前からなくなりました。
入り口で止めた車の位置が悪く、車のドアを開け体半分出ないとチケットに届かないというのとももちろん無縁です。

色々とある中で、私が一番便利だと思っているサービスを紹介します。それはVia Verdeの駐車アプリなのですが、路上駐車などにも対応しているのです。今までポルトガルで路上駐車する際は、道の所々に設置されている機械に自分が駐車したい時間分のコインを入れ、時間と日付が印刷されたチケットを発行します。そのチケットを車中、フロントの所に見えるようにおきます。
しかしこのアプリがあると、、、
・現在地が表示される。クリック。
・時計の部分を回して、駐車時間を設定する。(その場所の駐車料金も表示される)
・OKすると、確認画面が現れるので、確定。
さて素晴らしいのは、ここからです。車から離れた場所で、さらにそのまま駐車しておきたければ、車まで戻らずまたアプリを開き、例の時計のようなものでさらに時間を増やすことができるのです。
そして、もしも予定よりも早く戻れれば、アプリを開き終了を押せば設定していた余分時間が全てゼロになり、その分の料金も戻ってきます。
要するに、無駄が全くないのです。多めに設定しておき、車を出す時に終了を押せば良いので、本当に便利!




コロナウイルスの事を考えても利点の多いキャッシュレス化は素直な流れだと思います。
しかし、日本では急激に進化しているので、私のように数年スパンで帰国する人は浦島太郎状態で、現実について行けません。
一度コンビニで、言われたことが理解できず(多分、キャッシュレス関連)店員の「はぁ? まさか知らんのか?!」感が顕著に現れていました。ただただ知らないだけなのに、馬鹿扱いを受け、軽くあしらわれてしまうので、そのまま理解できないままになり困ります。顔が外国人ならきっと知らないのが前提なので、説明して教えてくれるだろうに。

空港の自動販売機だけでも、コイン式のままで続けてくれないかしら。日本在住者でないので一般市民が使用している専用のカードを持ってないし、機械が更に進化すれば購入方法も分からなくなるかもしれない。
飛行機を降りてから、自動販売機を見つけるまでのワクワク感がたまらないんだけどな。

特派員

  • 太田めぐみ
  • 年齢丑( うし )
  • 性別女性
  • 職業修復士、通訳、コーディネーター/Insitu(修復)、Kaminari-sama、ノバジカ、他

ポルトガル在住の保存修復士。主に、絵画(壁画)や金箔装飾を専門にし、ユネスコ世界遺産建築物や大統領邸の内部を手がける。シルバーコースト近くの村で、地域に根付いた田舎暮らしを満喫している。趣味は、土いじり。

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