ダイナミック・アースで地球と出会おう|パトリック・ サッコ|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2017.11.27
  • ダイナミック・アースで地球と出会おう
スコットランドの中心地エディンバラにあるダイナミック・アースは、イギリスでもトップクラスの会議場です。
この素晴らしい会場では、商談から祝賀パーティー、資金集めイベントまで多岐にわたる内容のイベントを開催し、世界中の人々を集めています。会議場としての設備は最高水準のもので、プロフェッショナルなイベント運営スタッフも揃っています(私自身、この夢の会場で仕事のミーティングをしたことがあるので、よく知っているのです)。
ダイナミック・アースは、イベントの予定が入っていない時には一般開放されます。私たちが生きている地球という名の惑星と、現在この地球に起きている変化についていろいろ学べるように作られた、インタラクティブな展示の充実ぶりは圧巻です。
世界規模で今まさに進行中の気候変動の当事者であるからこそ、私たちがこの場所を訪れることには大きな意味があるはずです。

ダイナミック・アースの潜水艦の入口(上の画像)

ダイナミック・アースの屋外エリアの入口

世界の地理学や地質学をテーマにしたこれらの豊富なインタラクティブ展示は、より若い層の関心を集めようという狙いからか、ロイヤル・マイルから至近距離にある近未来的なビルで行なわれています。
ダイナミック・アースでは、なんと150億年以上も昔の時空間にタイムトリップすることが出来ます。
これらの展示は、スコットランドが誇る偉大な思想家への敬意と共に製作されています。その人物とは、アーサー王の玉座(エディンバラ・ヒルの別名)のそばで地質学を収めた近代地質学の創始者、ジェームズ・ハットンです。これらの時間旅行スタイルの展示で、ハットンはバーチャルなガイド役として登場しています。
科学とエンタテイメントが融合したアトラクションとして、あらゆる年代の人々を魅了しているダイナミック・アースは、1999年、周辺のキャノンゲート地域の再開発を目的として建てられました。
モダンな建物の中でインタラクティブな展示ツアーや3D映画を楽しみながら、地球の起源や地質学、地震の発生源を学んだり、生物学の知識を身に着けたりすることが出来ます。
インタラクティブ型の展示に加え、ショウドームでは、最新の360度フルドームで提供される3D映画のコンテンツも数多く揃っています。
時代を遡ってビッグ・バンをこの目で見たり、火山の噴火を体感したりしながら、地球再発見の旅を楽しもうという趣向です。
何歳の子供でもとにかく夢中になれる展示内容なので、まだ好奇心や子供心を失っていないという人は、間違いなく必見だと思います。
氷河の上空を飛行する、深海をダイビングする、亜熱帯の嵐に巻き込まれる、これらすべてが体験可能な場所なんて、ちょっと他にはありません(少なくとも僕が知る限りはここだけです)。氷河、そしてスコットランドやノルウェイのドラマチックな景観を眼下に眺めて飛んでいると、恐竜が絶滅する以前に地球の表面が氷河によって削られていった様子が手に取るように分かります。

インタラクティブスタイルの展示(上の画像)

熱帯雨林の展示コーナーでは、熱帯雨林の周縁地帯にいるつもりで森に生息する動植物を観察したり、熱帯性集中豪雨を体験してみましょう。
4D動画による地球探検のスタート前には、火山噴火による足元の地面の揺れや、極地の氷の大地の冷たさも体感できます。僕が体験した中では、最もインタラクティブな展示です。
展示ツアーのハイライトは、何と言っても地震シミュレーター。最新鋭の特殊効果を備えた大スクリーンと振動するフロアを擁したタイムマシンで、自然現象の持つ強大なパワーを実感させられるはずです。
極地の展示コーナーには、手で触ってその冷たさを感じられるよう、氷山を模した巨大な氷塊もあります。

ダイナミック・アースの氷山の展示

アーススケープ・スコットランドと呼ばれる新しい屋外ギャラリーには、スコットランドの伝統を学べる特別コーナーも設置されています。
スコットランドの名士や地理学における草分け的な偉人たちがガイド役となり、最新のテクノロジーを駆使しながら彼らが発見したものを案内してくれます。
このタイムマシンで、悠久の時を遡って地球の起源を目の当たりにしてみて下さい。
私の一番のお気に入りと言えば‘How it all started(「すべての始まりを見てみよう」)’でしょうか。これは、宇宙船に乗り込んで太陽系に数多ある星の誕生を見届けながら、天文学の造詣を深められるという内容の展示です。
ダイナミック・アースでは、再生エネルギーを活用し、持続可能な生活形態を説いていくことで環境の持続可能性を促進する取り組みも進めています。屋外のコーナーにはこのテーマが貫かれていて、庭園エリアでは自給自足型のビルや最新の100%再生エネルギー依存の円形型移動住居、いわゆるユルトも見学することが出来ます。

持続可能性の高い生活スタイル

持続可能型の居住用ユルト

太陽エネルギー依存の自給自足型ビルの新しい形

特派員

  • パトリック・ サッコ
  • 年齢酉年(とり)
  • 性別
  • 職業エリオット・コンサルティング社エンジニア

こんにちは! 私はパトリックと言います。スコットランドのエジンバラ在住で、土木技師をしています。趣味は詩を書くことです。9年ほど前にイタリアからスコットランドへ移住し、この土地に惚れ込んでいます。雨の多い気候を好まない人もいますが、その気候のおかげでここは緑豊かな風景に恵まれています。暇を見つけては、車でエジンバラ郊外へ湖や渓谷を見に出かけています。

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