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  • 2018.04.12
  • スカイ島、島の中に浮かぶ島
スカイ島はスコットランドのミニチュア版とも呼ばれ、人々がスコットランドに対して抱く夢はすべてここにあるとまで言われます。そう言い切ってしまうのはさすがに乱暴で大げさだとしても、スコットランドの魔法に出会える島という点では、ある意味そのとおりだとも言えます。
スカイ島には何度か行きましたが、ここはまさにスコットランドの空気感を凝縮したような魅力的な場所なのです。
自然の美しさにあふれた小さな町、壮大な滝、険しくそそり立つ山頂に通じる山道、そこかしこに眠る伝説の数々、忘れがたい夕空の眺め、ターコイズブルーの海と緑の牧草地がコントラストを描く無人の浜辺、野生の生き物、断崖絶壁の上に挑むように佇んでいる灯台など、スコットランド人が「スカイ」と素っ気なく呼ぶこの島には、見るべき宝がたくさんあります。


登山やトレッキングの愛好者の聖地として知られるスカイですが、あらゆるフィットネスレベルに対応できる幅広いハイキングコースがあり、子ども連れのファミリーや山歩きの初心者でも楽しめるようなコースも豊富です。
スコットランド同様に天候の変化が激しいため、急な気温差に備えて防寒着と登山用のブーツは必須です。
動物の世界はまさに驚異的です。海岸を泳ぐアザラシ、至るところで見かけるウサギの巣穴、断崖を見上げながら回遊するクジラとイルカ、一心不乱に草を食む毛深い牛たち、スカイで羽根を休める多種多様な鳥たちが、それぞれの住処で豊かな生を育んでいるのを見られるなんて、こんなに楽しい場所はありませんよね。
トロッターニッシュ半島には、たくさんの絶景ポイントをつなぐ非常に興味深い周回ルートがあります。ヒュー城を起点に海岸沿いを運転し、北アイルランドのジャイアンツ・コーズウェイを思い起こすような玄武岩柱が見られるゴールド・ケイブを目指してください。運がよければ、この洞窟の中に眠っている最高の宝物をクジラやイルカが教えてくれるかもしれませんよ。


その先に進めば、晴れた日にはヘブリディーズ諸島まで見渡せる島の先端部です。スカイ島の最北端を見届けたら、さらに海岸線をひた走りましょう。切り立った石が立ち並ぶ風景が現れたら、この島有数のハイキング体験が待っています。
切り立った半島の頂上からは、化石化した恐竜の足跡の上で羊たちが草を食む平地や、かつてアイルランドから渡ってきた最初のキリスト教の修道士が小屋を構えた急な坂道を一望できます。
この島の雄大さを実感したいなら、高い位置から「海に直接降り注ぐ」滝を見るのがおすすめです。

けれど、スカイ島随一の名所といえば、登れば絶景が眺められる槍状の奇岩、オールドマン・オブ・ストーを外すわけにはいきません。オールドマン・オブ・ストーを過ぎれば、可愛らしい漁村にカラフルな家々が肩を寄せ合うように並ぶチャーミングな港町へと道は続きます。
スカイの北西部には、島で最も人口の多い町の一つであるダンビーガンがあります。16世紀に建てられた城は、かつて大虐殺が行われたことで有名です。
島の中南部エリアも旅人の期待を裏切りません。スコットランド随一の名ウイスキー、タリスカーなどのウイスキー蒸留所があるからです。タリスカーには同名のスコティッシュ・エリクサー(万能薬)もあります。真っ白な小石が並んでいる黒い砂浜に行けば、断崖絶壁の頂上から流れ落ちて小石を打つ滝水を眺められます。


そのまま背後を振り返れば、霧の合間からクィリン・ヒルズが見えるはずです。かつてバイキングがこの島に「スカイ(空)」と名付けたのは、雲の上に咲く花にも似たこれらの丘を見たからなのです。

画像提供 パトリック S.

特派員

  • パトリック・ サッコ
  • 年齢酉年(とり)
  • 性別
  • 職業エリオット・コンサルティング社エンジニア

こんにちは! 私はパトリックと言います。スコットランドのエジンバラ在住で、土木技師をしています。趣味は詩を書くことです。9年ほど前にイタリアからスコットランドへ移住し、この土地に惚れ込んでいます。雨の多い気候を好まない人もいますが、その気候のおかげでここは緑豊かな風景に恵まれています。暇を見つけては、車でエジンバラ郊外へ湖や渓谷を見に出かけています。

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