続・トロントでPATHを歩いてみよう|パトリック・ サッコ|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2018.11.13
  • 続・トロントでPATHを歩いてみよう
今回のブログでは、トロント情報をさらにお届けしつつ、前回からのPATH探索の続きをお伝えしたいと思います。一つ前の記事では、カナダの大都市トロントの歴史ある地下道、PATHを歩いた日のことをお話しましたね。PATHは地下をぐるりと巡ってトロント市内の主な名所をつないでいる、距離にして30キロを超える歩行者専用道路です。
このPATHには地下道に加え、世界最大の地下型ショッピングセンターもあります。本来はトロント市民がカナダの厳しい冬を凌ぐための施設として作られたPATHですが、やがてトロントで最もツーリスティックな通りとしても知られるようになりました。 眠らない街トロントは、さしずめ「カナダ版ニューヨーク」。レストランやパブ、クラブに繰り出してグルメな食事を楽しみ、音楽にノって踊り明かしたい夜遊び族も、ここでは退屈することがありません。一方、体育系のアクティビティや文化的なイベントが好きという人のためのスポットも、しっかり充実しているのがトロントの懐の深さです。
トロント市内の博物館や美術館の多くでは、閉館後でも参加できるイベントやアクティビティを開催しています。毎週金曜日の夜、博物館のホールにイブニング姿で集まり、上質な音楽と料理を楽しみながら優雅な時間を過ごせるのはロイヤル・オンタリオ博物館。また、アートギャラリー・オブ・オンタリオが閉館後の時間に面白いイベントを仕掛ける毎月第一木曜日の夜は、スケジュールを空けておく価値ありです。とにもかくにもいい音楽が聴きたい派は、カーサ・ロマ・ミュージックナイトでジャズを堪能するのもいいでしょう。

- スペイン語で「丘の上の家」を意味するカーサ・ロマ。典型的なビクトリア様式(ビクトリアン・ゴシック)が美しい建物は、ヨーロッパ建築を愛した富豪、ヘンリー・ミル・ペラット卿が20世紀初頭に建てたものです。 そんなカーサ・ロマは、今やトロントの象徴的存在。プライベートイベントの会場としても頻繁に使われるこの有名な美術館では、3フロアにわたる館内で、当初の姿を復元した美しい部屋や塔の内部を見て回ることもできます。館外に出たら素敵な庭をそぞろ歩くもよし、馬小屋や馬車置き場などの建物を見学するのも楽しいでしょう。

- ROM(地元での呼び名)ことロイヤル・オンタリオ博物館は、自然史や世界中の異文化をテーマにした博物館としては世界最大級です。人間と自然の統合をめぐる展示やコレクションはいつも見応えたっぷり。ROMの館内には、モザイクの天井が美しいロタンダ(ドームの付いた円形の建物)のエントランスホールを始め、常設展や特別展が見られる複数の展示室があります。都市と自然の調和を模索し、あらゆる文化の包括を目指す努力を積み重ねてきたカナダのシンボルのような博物館だと思います。

- 7万点以上のコレクションを所蔵し、北米全域でも屈指のクオリティとの呼び声も高い名美術館が、前述したアートギャラリー・オブ・オンタリオです。アフリカと太平洋地域のアートコレクションは特に圧巻の内容だし、カナダとヨーロッパの美術作品のコレクションは、ロンドンやニューヨークの大きめの美術館に全く引けを取らない充実ぶりです。

最後にご紹介する重要スポットはこちらです。

- ロジャーズ・センターは、1989年の落成時には「スカイドーム」という名称でした。トロント最大のスタジアムで、野球チームのトロント・ブルージェイズの拠点でもあります。多目的機能を持つ現代的な設計で、数千人規模から最大5万5千人まで収容可能なスタジアムでは、年間を通して多くのスポーツイベントやコンサートが行われています。

トロントを楽しむなら、オンタリオ湖に面している点も大きな注目ポイントです。オンタリオ湖の穏やかな湖水と都市のビル群を交互に眺めつつ、のんびり散策するひとときは格別です。湖岸から出ているトロント島行きの船に乗れば、日のあるうちなら小さな島々の眺めを楽しめますよ。




カーサ・ロマ



ロジャーズ・センター


特派員

  • パトリック・ サッコ
  • 年齢酉年(とり)
  • 性別
  • 職業エリオット・コンサルティング社エンジニア

こんにちは! 私はパトリックと言います。スコットランドのエジンバラ在住で、土木技師をしています。趣味は詩を書くことです。9年ほど前にイタリアからスコットランドへ移住し、この土地に惚れ込んでいます。雨の多い気候を好まない人もいますが、その気候のおかげでここは緑豊かな風景に恵まれています。暇を見つけては、車でエジンバラ郊外へ湖や渓谷を見に出かけています。

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