カナダの冬のサバイバル術とは?|パトリック・ サッコ|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2019.02.07
  • カナダの冬のサバイバル術とは?
私はもともと一年を通して気候が穏やかなイタリアの出身です。そんな私が仕事のためカナダのオタワに住むことになった時、カナダの冬の寒さを乗り切る備えをすると共に、厳寒の冬を過ごすための新たなアクティビティを見つける必要がありました。
季節を問わず見どころや楽しめるイベントに事欠かないカナダは、旅行先としての人気も日に日に高まってきています。
寒さと雪、童話さながらの風景がそろい踏みの冬のカナダは、12月から3月にかけて、楽しいアクティビティの宝庫となります。
白銀の世界、おいしくてホッとする料理、リンゴのサイダーに様々なフェスティバル…魅力たっぷりの冬こそ、カナダを旅するのには最適な季節なんです。
冒険心を存分に満たしたい人にとっては、カナダのオタワの絶景を眺めながら雪と戯れる時間が最高の贅沢になるはず。
オタワのあるオンタリオ州では、氷壁や凍った滝、氷河のアイス・クライミングが可能です。初心者の人は最長2日間の講習に申し込めば、アイス・クライミングの基礎的な心得を教えてもらえます。
高いところで何かするのは遠慮したいという人には、氷の張った池で楽しむスケートや氷上ウォーキングがおすすめ。凍り付いて大聖堂のような姿になった滝が見られるオタワ渓谷は、とりわけ絶好のロケーションです。
カナダ人にとっても身近なレジャーとなっているのは、スノー・シューイング(雪歩き)や犬ゾリ遊び。
犬の飼育場に行けば犬ゾリの伝統にまつわる詳しい話を聞けますし、プロのレッスンを受けたりソリの案内を頼んだりもできます。犬ゾリと言えばいかにも観光客向けのものと思われがちですが、ソリ専門に犬の訓練を行う施設は少なくありません。見目麗しいハスキー犬たちと一緒にソリで美しい冬の森を駆け抜ける至福のひとときは、観光客でも地元住民でも、一度は体験しておきたいものです。
冬期には80以上ものアイススケートリンクが設営されるオタワのリドー運河は、世界最長のスケートリンクとしてかのギネス世界記録にも認定されています。
スノーモービルを駆って山を上がるのもまた最高に楽しいもの。雪に覆われた山々を山頂から眺めると、思わず息をのむような素晴らしい景色を味わうことができます。
寒い季節になると、際限なく炭水化物を欲してしまうのは私だけでしょうか。パスタ、パン、ジャガイモは言わずもがなですが、ここではさらに真打ちのプーティンにご登場願いましょう。プーティンはフライドポテトにトロトロに溶かしたチーズを添え、グレイビーソースをからめた伝統料理。ベーコンやハム、各種野菜、グアカモーレ(アボカドのディップ)など、好きなものを好きなだけトッピングして食べるこのスナックは、カナダ中どこでも買うことができます。
冬に開催されるイグルー・フェストも要チェック。氷で出来たセットの中、複数のステージでイブニングコンサート、DJライブ、バー、ダンスが繰り広げられる一大イベントです。
いかにもカナダらしいアクティビティとして家族連れにもおすすめなのが穴釣りです。必要な道具一式は貸出してくれるから未経験者でも気軽にトライできる穴釣りは、私たちが内面に押し込めてしまっているもろもろの禁止事項から解放され、手付かずの自然が支配している厳しい世界に触れるという意味でも選りすぐりの体験になるはずです。
青みがかった白い氷の穴から、ひっそりと水をたたえた川や湖に向けて糸を垂らす時間は、ひたすら美しい記憶となって心に残るでしょう。
釣り人たちにとって頼もしいのは、極風吹きすさぶ冷たい外気をシャットダウンしてくれるシェルターの存在。中にいながら釣りを楽しむこともできれば、外で釣りをしたあとに体を温めるベースキャンプとして利用することも可能です。このシェルター、夏の間はキャンプ設備として活躍する優れものです。
すべてを一言で表すならば、カナダの冬は最高!ということですね。





特派員

  • パトリック・ サッコ
  • 年齢酉年(とり)
  • 性別
  • 職業エリオット・コンサルティング社エンジニア

こんにちは! 私はパトリックと言います。スコットランドのエジンバラ在住で、土木技師をしています。趣味は詩を書くことです。9年ほど前にイタリアからスコットランドへ移住し、この土地に惚れ込んでいます。雨の多い気候を好まない人もいますが、その気候のおかげでここは緑豊かな風景に恵まれています。暇を見つけては、車でエジンバラ郊外へ湖や渓谷を見に出かけています。

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