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  • 2022.11.30
  • 故きを温ねて、テキサスを知る
フォートワースは、テキサスに来たら絶対に訪れて欲しい場所です。
「テキサス」と聞くと何を思い浮かべますか?おそらく、カウボーイハットやネオンサイン、お手製のカウボーイブーツを売る店、ビンテージ・カー、カントリ―ミュージック、それから西部劇に登場するようなウエスタン・サルーンが頭に浮かぶのではないでしょうか?
フォートワースは、まさに私が想像していたテキサスを具現化したような街です。
歴史ある中心街に行くと、まるでタイムスリップしたような気分を味わうことができます。
小さな村々を横切りながら大草原のど真ん中を走る、長い、いかにもテキサスと言った道を進むと、フォートワースに到着します。
道中の村にはビンテージショップ、サルーン、壊れた車や家畜の囲いがあるので、とても気に入っています。
フォートワースの街の中心部に来ると、サルーンの前で演奏しているミュージシャンがいるからか、はたまた隣に座った地元の人が話しかけてくるからか、テクノロジーやスマホのことなど忘れてしまいます。まるで数十年前の世界にタイムスリップしたような気分になるのです。
メインロード沿いにはビンテージショップが何軒も並んでいて、数々の年代もののアクションフィギュアや数十年前のおもちゃの他にも、50年代の衣類や古いジュークボックスなど様々な骨董品が売られています。

フォートワースのストックヤード国立歴史地区では、牛のパレードが1日に2度開催されています。
私は午後4時のパレードを見たのですが、午前中にも開催されているそうです。
馬に乗ったカウボーイが厩舎から出てくると、ショーの幕開けです。厳密に言うと、カウボーイがパレードに備えて観客を移動させたり、大声を出して牛を怖がらせないように説明したりして場を整えます。
このパレードに登場するのは、長い角がある「ロングホーン」と呼ばれるテキサス生まれの牛。
牛たちは、まるで一歩一歩角の重みのバランスをとるかのように、あちこちと小刻みに動きながら歩きます。両目で周りを見渡したり鼻を動かしたりしながら、他の牛の角にぶつからないようにして進むのです。
この一風変わった牛たちの行進の他にも、テクスメクス料理のレストランや極西部風の店、様々なモニュメントもあるフォートワースは、訪れる価値のある場所です。観光客を非常に多く見かけるエリアですが、パレードが終わったとたんに誰もいなくなり、ゆったりと通りを歩くことができました。
パレード会場から数メートル移動して最初の脇道に入ると、これぞフォートワースと言える風景が広がっています。簡素な家々、ドアの前に置かれたゴミ箱、そしてようやく自分たちの居場所を取り戻したといった体の地元の人々が目に入ってきます。

フォートワースから1時間ほど離れた場所に、ウェーコという街があります。
訪れる前には、よく手入れされた庭と背の高い木々のある平屋があふれ、中心部には小さな商店や歴史的な建物が集まっているような村を思い描き、期待と想像に胸を膨らませていました。
ところが、実際にウェーコを訪れてみると、私が想像していたような小さな町ではなく、高層ビルや巨大なショッピングモールが立ち並び、緑地はほんの少ししかない「都市」だということを知ったのでした。
実は、テキサスはそれほど観光産業に依存していません。
というのも、農業と畜産業以上に原油生産がこの地域の経済を豊かにしているからです。
道路沿いに広がる平原をさえぎるように、原油の採掘機械があちこちに出現します。テキサスには、海上以外にもありとあらゆる場所にかなりの数の採掘現場があります。

別のエリアを通過した時には、いかに人々の宗教心が強いかを感じました。ある村を通りがかった時に、全ての家の前に設置された掲示板に、神を称える言葉が貼られているのを見かけたからです。
書かれている内容に違いはあれど、こうした掲示物は今までしょっちゅう目にしていましたが、通常は教会の前に置かれていて個人宅で見かけることはないので驚きでした。




特派員

  • パトリック・ サッコ
  • 年齢酉年(とり)
  • 性別
  • 職業エリオット・コンサルティング社エンジニア

こんにちは! 私はパトリックと言います。イタリアからスコットランドへ移住し、2022年4月にアメリカのテキサス州オースティンに引っ越してきました。
仕事は土木技師、趣味は詩を書くことです。時間のあるときはドライブをして新しい場所を発見するのが好きです。
アウトドアが大好きで、キャンプやハイキングにもよく行きます。
この新たな土地でたくさんの友達をつくって、みなさんにもこの街のことを知ってもらえればと思います。

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