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  • 2016.03.01
  • イタリアのお風呂事情!
イタリア人が日本に訪れた時にカルチャーショックを受けるのと同様,日本人がイタリアに来てまずカルチャーショックを受ける事の一つが
お風呂事情が違う事だと思います。

まずイタリアに来てびっくりするのは大抵の家庭にバスタブがない事。
それは一般家庭だけではなくホテルでもバス付きが当たり前という訳ではありません。

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photo by Manami Takahashi


なかにはバスタブがあるお家もあるのですが、イタリア人にとってそんな事はどっちでもいい事で、まず彼らにはお風呂にお湯をためてゆっくりつかるという習慣がありません。なので、たとえバスタブがあったとしてもやっぱりシャワーしか浴びないというのがほとんどではないかと思います。

当然日本のように追い炊き機能のようなシステムもなければ,温度調整できる機能も未だかつて見た事がありません。その理由のひとつとして,イタリアは日本のように湿気が高くなく、夏は非常に暑いですが乾燥していて過ごしやすく、汗もさほどかきません。

シャワーを浴びるタイミングも帰宅して就寝前に体を綺麗にして疲れをとるとか言う感じではなく、仕事が済んで夜のお出かけで友人に恋人に合う前にシャワーを浴びて綺麗にして出かけるという感じです。寒い冬は特に湯船につかりたいと思うのですが、たとえ家に浴槽があろうとも浸からないようです。

水が硬水という事もあるかと思うのですが、髪質も日本人とは違って細くふわふわさらさらした感じで、毎日頭を洗わなくてもべっとりしたり、不快感を感じる事もないようです。私もこちらに来て毎日硬水で髪を洗うせいか昔とは髪質が変わりました。

今は日本で言うところのワンルームマンションみたいなところを借りて一人で住んでますが、移ってきたばかりの頃は外国人数人とシェアして住んだり、イタリア人の家庭の一部屋を借りて一緒に住んだりしていたので、今以上にいろんな事がありました。

一度ナポリ人の親子と住んだ時には,バスタブがあったにもかかわらず,水道代が上がるからお風呂に湯はためないでくれと言われ、遠回しに光熱費が上がるのを気にして、毎日髪を洗うと傷むからやめた方がいいと言われました。洗濯は週に一回まとめてやるから出してね!と言うのも水道代の節約のためだったようです。(確かにイタリアの水道・光熱費高いです)

こちらに来てから数えきれないほどの引っ越しを繰り返しましたが、このナポリ人親子の家庭が特別ケチな訳ではなかったようにおもいます。仕事の関係でその家には3~4ヶ月ほどしか居なかったと思いますが、ナポリ人という事もあって性格も明るく親切で居心地の良い家でした。

とにかく,水回りはイタリアは悪いように思います。
シャワーがショボショボでたくさん水が出ない。
お湯が一番熱くひねっても冷たい…。
シャワーを浴びてる時にお湯の温度が急に熱くなったり冷たくなったり…。
シャワーにホースがついてなくて上の方に固定してある。下半身はどうして洗うの?
浴槽があっても,お湯をためようとしたら貯まるまでにお湯のタンクが空になり水しか出ない。
お湯はどんどんでるけど、配水管がしょっちゅう詰まって水が流れて行かず床にまで水が流れ出す。などなど…数え上げるときりがないほど、いろんな事がありました。
サウナとジャグジーがあるのになぜ浴槽がない?これが今の家の現状です(笑)


年間通じてあちら此方に行くので、ホテルや他の家に泊まる事の方が自宅で寝る日数より多いような生活をしている私にとっては、慣れてしまえばイタリアのお風呂事情も当たり前となりましたが、やっぱり世界一お風呂好きと言われる日本人、お風呂のある生活には憧れます!



特派員

  • 津田 みらい
  • 年齢亥( いのしし )
  • 性別女性
  • 職業AISソムリエ(イタリア国家資格) ・ワインジャーナリスト

ソムリエ資格を取得後、毎年、200件に及ぶワイナリーを訪問し、ワインセミナーの開催やワインやイタリア料理についての執筆を通して、日本の方々にイタリアの魅力を伝えていく事を目指しています。

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