• 2015.11.27
  • 第二の宗教
リトアニアの人口は現在約290万人。そのうちの79%がローマカトリックを信仰しており、街のあちこちに教会が建っています。そして、第二の宗教と言われているのが・・・
バスケットボール!!(すみません、宗教のお話ではありません。)

第二の宗教とまで言われるほど熱狂的です。街の至るところにバスケコートがあり、子供から大人まで楽しんでおります。
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国内リーグも活発で、現在11チームがリトアニア・バスケット・リーグ(LKL)に所属しております。わが町、ビリニュスにもBCリエトゥヴォス・リータス(BC Lietuvos Rytas)というチームがあり、私も暇を見つけては応援に行っています。
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国内のリーグ戦であれば、4ユーロから観戦できます。
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タイムアウト時や、ピリオド間のインターバルではチアリーダーの華麗なる演技も見ることができます。リトアニアは美人の国と言われているので、彼女達を見ているだけでも楽しいですよ^^

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国内のリーグ戦も楽しいですが、やはり代表戦となると盛り上がり方が全然違います。国際バスケットボール連盟(FIBA)の世界ランキングで現在アメリカ、スペインに次いでリトアニアは第3位です。

大きな国際大会としては、4年毎のオリンピック、2年毎の世界選手権、2年毎のユーロバスケが開催されております。
ここ数年のリトアニアの成績を見てみますと
2010年 世界選手権  銅メダル
2011年 ユーロバスケ 5位
2012年 オリンピック 4位
2013年 ユーロバスケ 銀メダル
2014年 世界選手権  4位
2015年 ユーロバスケ 銀メダル

残念ながら優勝は逃していますが、良い成績をおさめております。それゆえに盛り上がり方も尋常ではなく、準決勝や決勝などの大事な試合の時は休みとなる会社も多いですし、それこそ優勝などしたら国民の祝日になってしまいます。
試合に勝つと至るところで花火があがり「私達が勝った(Mes laimėjome)!!!」と大連呼し、大騒ぎします。そして、第2の国歌と言われている歌『300万(Trys milijonai)』を大合唱します。
下の映像は、今年9月のユーロバスケでウクライナに勝利した際の模様です。


ちなみに場所はリトアニアではなく、隣国ラトビアです^^
来年のリオデジャネイロ・オリンピックの出場権は既に取得していますので、みなさんも機会がありましたら是非、テレビ等でリトアニアチームの戦い方と、その応援団(←これが面白い)を見てみてください。

特派員

  • 山内 啓至
  • 職業レストラン経営

バルト三国の一つであるリトアニアにほれ込み、何も考えずに移住して3年目。リトアニア初の日本人オーナーシェフとしてレストラン(と言えばかっこいいですが、実際は定食屋)を経営しています。首都ヴィリニュス郊外で、妻・娘・犬と、のんびり生活しています。

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