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  • 2022.01.12
  • 適量
日本を訪れたイタリア人が驚くことの1つが、日中の日本人とアフターファイブの日本人の違い。礼儀正しい日本人と接して日中の観光を終えた後にイタリア観光客が目の当たりにする夜の日本人の変貌ぶりは思いがけないことのようです。

じゃぁイタリア人は羽目を外すまで飲まないのか?と言ったら、そうとも言い切れないのですが飲酒に関係なく普段から羽目を外しても寛大に受け止める国民性のお陰なのでしょうか、日本で見られる二面性は見られません。

ワインの国のイタリアは飲酒に関して日本のように敏感ではなくて、その例の1つとしてワインの試飲をいくらでも出来るワイン祭りはよく行われているのですが、 車に乗り込んで会場を後にしたお客を会場外で待ち構えた警察が飲酒検査する事はありません。勿論、飲酒運転はイタリアでも禁止。

あらら、何か矛盾してる?

いえいえ、ワインの選別をお仕事にしている人もいる訳で、それゆえに禁止や取締りも緩くしてある所が面白いイタリア。が、それゆえに調子に乗って飲酒運転をしていると、時々意外な場所で取締りに遭うものなのです。たった一杯のビールを飲んだとしても、たとえ他の走行車もそこそこの人気のない田舎道だったとしても検査をされたら最後。免許は没収され、無飲酒生活を送っているという検査を定期的に行い証明書を提出しなくてはならなくて、半泣きしながら長期間の車無しの生活を強いられます。

イタリア人とアルコールの関係が緩やかであることと関係があるのでしょうか、大麻に関して最近になってから合法的な販売店が登場したことです。日本では絶対的所持禁止の代物であることが私のビジョンに影響しているのでしょうか、大麻を扱うお店の登場には戸惑ってしまい入店したことは無かったのです。

大麻といえばアムステルダムの有名なコーヒーショップ。アムステルダムの街頭で飲酒は禁止だけれど大麻を吸うのはOKというのがこれまた私には強烈に思える習慣でしたが、時にはごく普通の出で立ちの一般市民が澄ました表情で喫しているのを通りで見かけると、大麻との共存がうまく成り立っている町のように見えて、妙に納得したものでした。

2016年にイタリアで合法化した大麻とは、大麻の花を売るのは合法、大麻の花を買うのも合法。けれども、大麻や大麻入りの物を吸ったり食したりするのは違法。この法律をよくわからなかった国民は、飲酒運転と同じで融通を効かせなければならない部分があるとは重々承知なので、いつもの融通ありの法律として理解したのかもしれません。

いずれにせよ、イタリアでは軽いタイプの大麻lightは合法となっています。大麻関係食品を販売しているお店に思い切って入って話を聞いてみることにしました。大麻入りのパスタ、大麻入りのコーヒー、大麻入りのバジリコのペーストなどと、色々な商品が開発されている事にびっくり。


健康に問題があって薬を色々試しても改善されなかった人が大麻入り食品に変えてから改善したとか、販売員さんは色々な興味深い話をしてくれました。1日に赤ワインをグラス一杯飲む事はお医者さんも奨励していることも考え合わせると、簡単な話、何でも過度を越さない適切な量がポイント。

特派員

  • 三上 由里子
  • 年齢戌(いぬ)
  • 性別女性
  • 職業音楽家

チェリスト。ミラノを本拠地にソロとアンサンブルの演奏活動中。クラシックからポップスまで幅広いジャンルのレパートリーを持ち、イタリアの人気コメディアンの番組にバンド出演中。

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