• 2018.01.16
  • グルメの街、ニューヨーク
ニューヨークはめまぐるしい街でありながら、永遠に瞑想していられるような街でもあります。一流の品質を提供する街なので、こだわりをもったライフスタイルや判断基準にとらわれないことを好む人にうってつけの街です。さて、今回のブログはこんな書き出しで始めてみましたが、紹介したいのは食べ物です。ニューヨークではいつお腹が空いても困ることはありません。
あらゆる街角に食べ物屋があって、思い浮かべた料理は何でもそろっています。
まずはストリートフードからみていくことにしましょう。素早く簡単で手頃なランチといえばイーストビレッジの屋台を外すことはできません。ニューヨークシティ(NYC)には至る所に本当にたくさんの屋台がありますが、ホットドッグやドーナツ、サンドイッチといった安い軽食を売る店がほとんどです。ところが、ここイーストビレッジの街角にある屋台は品質も種類の多さも抜群で、生粋のメキシコ人が絶品なタコスを作ってくれるかと思えば、ポーランド、フランス、ベトナム、その他にもたくさんの地域の食べ物にもめぐり会えます。色どりや味はもちろん、どの屋台もお客を惹きつけるために大勢の人に向かって「パフォーマンスを披露」しているので、楽しめること請け合いです。

スピーディーかつちょっぴり優雅なランチに出かけたければ、ディーン&デルーカのソーホー本店がおすすめです。ここにはグルメ食材、家庭用品、本、気まぐれを満足させてくれるさまざまな商品が並んでいるほか、別のコーナーでは高級フード(フュージョン料理以外にも)を買うこともでき、カゴに入れて持ち帰るか、その場で食べるか選ぶことができます。
一方、ザ・プラザ・フード・ホールは雑然とした場所で、「専門」用語的にいえばヨーロッパテイストのフードホールです。デパ地下のような雰囲気を漂わせていて、パスタもピザも寿司も一級品ばかりです。値段はとても高いですが、コストに見合う価値があります。
エセックス・ストリート・マーケットは誰もがきっと満足できる場所ですが、自由奔放な精神を少しでも持ち合わせている人にとってはなおさらです。
特別に厳選された食材とチーズを組み合わせる専門の売店があるので、それをグリルしてもらえば早い、安い、うまいランチにありつけます。
カッツ・デリカテッセンにはコーシャ認定(ユダヤ教徒が食べてもよいとされる「清浄な食品」)の有名なパストラミサンドイッチがあります。写真どおりとても美味しいですが、いつも大混雑しているので辛抱強く待たなければなりません。


ビッグアップルではランチやディナーがいつでも食べられますが、ブランチのお腹も空けておく必要があります。朝食と昼食の合間に食べるブランチなら、どんなにわがままなお腹も満足するはずです。私が個人的に気に入っているのはソーホーにあるボッテガ・ファライです。伝統的なブランチが楽しめるうえに、ケーキがとにかく絶品なのです。誰にとっても居心地のいい、リラックスできるお店です。
最後にひとつ、とても重要なことを付け加えたいと思います。それはディナーについてです。絶対に食べてほしいのはニューヨークピザです。ピザはこの街で一番人気があり、あちこちで売られていますが、ナンバーワンはブルックリンのジュリアナズのピザだと思います。ディナーとしてなら、早い時間に行かない限り空席を見つけるのは事実上不可能ですが、巨大なサイズの本格的なイタリアンピザが味わえます。


この街で2番目に貴重な店はNYC最古のアイリッシュパブ、マクソリーズ・オールド・エール・ハウスです。中へ入ったら、ビール1杯ですむことはありません。この店でビールを1杯注文すると、とても小さなパイントグラス2杯に注がれ、アイルランド人のウェイターによって木のテーブルにわざとたたきつけるように置かれるのです。ビールをどんどん飲みながら、近くのテーブルの人と話し込み(ここはプライバシーという言葉が存在しない場所なのです)、スパイシーな粒マスタードを散らしたローストビーフ・サンドイッチをちびちびかじれば、自宅にいるような、くつろいだ気分になれますよ。


このアイリッシュパブは、プライムリブが食べられるステーキハウスも持っているので、ディナーの第一候補としても選ばれています。
ニューヨークのお店はだいたいこんな感じです。でも他にもまだたくさんあるので、ぜひお腹を空かせて遊びに来てくださいね。

特派員

  • クラウディア・ ディアス
  • 年齢午(うま)
  • 性別
  • 職業ニューヨーク大学教授

私は、ニューヨーク大学でスペイン文学と演劇の教授をしていますが、もともとはカリフォルニア出身です。余暇には長い時間散歩をするのが好きです。ニューヨークでは常になにか新しいものをあちこちで見つけることができるので、それが本当に大好きです。この街のお気に入りの季節は秋です。秋にはセントラル・パークの紅葉が素晴らしく、私の大好きなハロウィーンもあるからです。
私のブログを通してみなさんにニューヨーク市と、私の住むブルックリンに興味を持っていただきたいと思います。また、ここに住む人間の目から見たビッグアップルについての新たな視点を紹介したいと思います。

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