• 2015.06.05
  • ワシントニアンの交通手段
ワシントンDCに暮らす人のことをワシントニアンと呼びますが、そんな「ワシントニアンの足」と言えばメトロです。

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ワシントンDCの交通渋滞は全米一悪いと言われるほど、一度渋滞に巻き込まれると一寸たりとも動かない事もあり、30分で行ける場所へ2時間かけて…なんて事もしばしば。駐車場も圧倒的に少ないので、目的地へたどり着いたところで駐車できなかったりもします。
写真を撮るために訪れたDCの中心部ナショナルモール。この日は殉職された消防士のお葬式が行われており、100台を超える白バイならぬ黒バイ?と数十台の関係者を乗せた大型バスが通過する場所は一時的に封鎖され、修学旅行生を乗せた観光バスと共にありとあらゆる道を塞いでいました。

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そこで活躍するのがメトロ。ワシントンDCとそのベッドタウンであるメリーランド州、北部バージニア州に広がる地下鉄とバスを主とする公共交通網です。これを利用すれば、ワシントンDC内は完全に網羅されており、あらゆる官公庁施設や多数点在する博物館・観光スポット、ワシントンDC観光に近くて便利なレーガン国際空港などへ行けるだけでなく、乗り入れている他の交通機関へ乗り継ぐ事で、少し離れたバージニア州のダレス国際空港やメリーランド州のボルチア・ワシントン国際空港、そして脱線事故の記憶も新しいですが、ニューヨークへ行く事も可能です。

駅構内は薄暗く、日本の主要都市の地下鉄とは比較になりませんが、気を引き締めてさえいれば大丈夫。

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バスは日本のそれと同程度。綺麗で明るく、安全です。アメリカの電車やバスというと、不潔で危険なイメージですが、ワシントンDCに関してはそれほどでもありません。ただし、日本のようにうたた寝したり、お金を財布から覗かせたり、スマートフォンをちょっとでも手から離したり…だけは注意が必要で、あくまでも気を引き締めて乗車する事をお忘れなく。

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特派員

  • デリクソン 律子
  • 年齢丑( うし )
  • 性別女性
  • 職業専業主婦

2012年に結婚を機にワシントンD.C.へ移住。夫の仕事の関係でその後すぐハワイ州オアフ島で暮らし、2015年ワシントンD.C.へ戻って来ました。2014年末に誕生した長男と柴犬の3人と1匹暮らし。

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