リージェンツパークの野外劇場とその他の夏のイベント |ジャンフランコ・ ベロッリ|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2019.06.25
  • リージェンツパークの野外劇場とその他の夏のイベント
星空(できることなら)の下、おいしい食べ物、仲のいい友達、素敵な飲み物と文化に囲まれて芝生の上で過ごす晩ほどいいものはありません。
たとえ雨が降っても(あいにくイギリスの夏は雨が多い)、ロンドンで毎年夏に開催されるこうした野外劇場イベントの魔法は消え去ったりはしません。
ライブショー好きにとっては周知の事実ですが、世界を見渡してもロンドンほど多くのステージや劇場を誇る都市はありません。
イギリスの首都はまぎれもなく観劇ファンのメッカで、劇作家なら誰でも遅かれ早かれここで演劇を上演することを夢見ています。
そして私たちロンドナーは、5月から9月に行われる野外ショーファン待望の夏の恒例行事である野外劇場イベントを確実に見ることができるんです!
一般の人から見れば、より取り見取りの選択肢は本当にぜいたくに思えるかもしれませんが、プロの演出を楽しんだり、あるいはその名にふさわしいステージやセット、プロの俳優や監督、最先端の照明設備などをじっくり観賞できたりするような野外スペースはそれほど多くありません。
私のお気に入りはリージェンツパークの野外劇場で行われるショーです。
この公園はロンドンで最も美しく、最も親しまれている王立公園のひとつで、大抵のロンドナーは木々や池に囲まれたこの場所で景色や空を背景としたビル街を眺めながら、のんびりくつろぐのが好きです。
イギリスの芝生でピクニックを楽しむ家族連れや、リスやインコの写真を撮る観光客もいます。
ロンドンのこの美しい公園の特色は、夜間でも一般開放し、映画や演劇などの野外イベントを行っていることです。
リージェンツパークの野外劇場のシーズンは5月から秋が来るまで続きます。
野外劇場はロンドンのランドマークで、市内で必見の夏のイベントとなっています。
1932年から市内最大級の劇場イベントを実施していて、オープンから数年のうちにシェークスピアの芝居をはじめとする古典作品や喜劇が上演されるようになり、その後、『ジーザス・クライスト・スーパースター』のようなミュージカル、そしてなんとロックやポップコンサートの会場としても使用されるようになりました。
イベントシーズンは通常18週間ほどで、観客動員数は10万人を超えますが、ショーの費用は観客のチケット購入のみに支えられています。
昨年、私は2つのショーを見ました。
そのうちのひとつは、架空の島の魔法の世界で繰り広げられるミュージカル、『ピーターパン』でバリーが書いた物語をもとにしています。
もうひとつはハワード・アッシュマンの物語をもとにした大ヒットミュージカル、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』で、食欲旺盛な奇妙な花が巻き起こす事件を描いたものです。
今年のプログラムには『真夏の夜の夢』、『エビータ』、『わが町』、『ヘンゼルとグレーテル』などの作品がラインナップされていますが、喜劇やお笑いショーも毎年用意されています。
一部の作品(最も評判が高くて人気のあるもの)は通常、2週間~最大で1カ月、それ以外の作品は1週間ほど上演されます。
野外イベントはグローブ座でも実施されています。


グローブ座

もとの場所からほんのちょっと離れた所に再建されたグローブ座はロンドンでは数少ない茅葺(かやぶき)屋根の建物です。活気に満ちた雰囲気と荘厳な建築は、毎年4月から10月に上演されるシェークスピアの古典作品同様、いつまでも心に残る思い出となるでしょう。
夏のシーズンは大抵、シェークスピアの他の多くの古典作品に先駆けて『真夏の夜の夢』が上演されます。
コヴェントガーデンのアイリスシアターはロンドンのまさに中心部にある野外劇場です。
園内の17世紀式庭園にあるこの劇場では、あらゆるタイプのショー(古典演劇からサーカスのアクロバットまで)を見られるので、どんな人でも満足するはずです。
最後にとっておきの情報をひとつご紹介すると、タワーブリッジのお膝元にある収容人数最大1,000人の円形観客席を備えた劇場では、演奏や演劇、映画上映などの無料イベントを提供していますよ。


日中のリージェンツパーク

特派員

  • ジャンフランコ・ ベロッリ
  • 年齢子(ねずみ)
  • 性別
  • 職業ブロガー/ミュージシャン

私がロンドンに引っ越してきたのは2年以上も前ですが、ロンドンの外国人居住者向けのニュースレターで、この大都市での体験や新しく引っ越してきた外国人向けのアドバイスを紹介するようになったのは昨年からです。ロンドンはとてもダイナミックな街で、だれもが楽しめるものがたくさんありますが、迷うことなく満喫するためには地元の人の目線を参考にすることが大切です。みなさんにロンドンの隠れた魅力をお伝えするガイドになりたいと思っています。

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