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  • 2020.07.09
  • リッチモンドパーク
ロンドンを訪れる観光客は、思い切って街の中心から離れてみようとする人ばかりではありませんが、それだとロンドンの面白い場所を見逃してしまい、もったいないことになります。
リッチモンドパークは、交通機関を使ってあえて市街地を離れることになっても行ってみる価値が十分ある場所だと思います。
ニューヨークにあるセントラルパークの3倍もあるものすごく広い公園で、さまざまな動植物が生息しています。
池の周りでは鵜(ウ)やサギを見かけますし、雑木林にはリスや臆病なアナグマもいます。でも、園内で圧倒的な数を誇る動物は野生のシカで、これは絶対見逃せません。
合計600頭以上いると言われているので簡単に見つかると思いますが、リッチモンドパークではシカが16世紀中頃から見られたそうです。
夏の終わりや秋の初めは繁殖期で、オスはメスを求めてとても攻撃的になり、ホルモンの分泌も最大になるので、シカに近づきすぎないよう来園者に呼びかける看板が園内のあちこちに立てられています。


園内で圧倒的な数を誇る野生のシカ

リッチモンドパークは森林のある都市公園としてはイギリス最大で、広さは950ヘクタール(9.5km2)、ロンドン南部に位置し、リッチモンド、キングストン、ウィンブルドン、イーストシーンに隣接しています。
この公園には野生のシカ、リス、ウサギが生息しているほか、多種多様な草木や花、キノコが生えています。
また、ワカケホンセイインコと呼ばれるインコもいます。
こぢんまりとしたエリアも必見で、第二次世界大戦後に造られたイザベラプランテーションは春にぜひ訪れたい場所です。


イザベラプランテーションなど、こぢんまりとしたエリアも必見

ロンドンで見渡す限りのシャクナゲとツツジが楽しめる場所と言えば、リッチモンドパークのイザベラプランテーションです。この森林庭園の花の見頃は4月の終わりから5月の初めにかけてですが、1年中いつ行っても見どころ満載で、いろんな種類の在来種・外来種の植物があふれています!
園内への10カ所の入り口のひとつ、ローハンプトン・ゲートのそばにはホワイトロッジと呼ばれる、ジョージ2世によって建てられた狩猟用の屋敷があります。
現在は、かの有名な英国ロイヤル・バレエ団のスクールとして利用されています。
園内への2つの入り口に挟まれた小さな母后の雑木林は、現女王エリザベス2世の母で、2002年に亡くなったエリザベス・ボーズ=ライアン皇太后に敬意を表して名付けられました。

17世紀の初めには、ロンドンで大流行していたペストから逃れるために国王チャールズ1世が宮廷をリッチモンド宮殿に移し、園内を狩猟場にしました。現在のリッチモンドパークは野生動物の宝庫として有名で、実際、科学的に大きな関心を集め、自然保護区域に指定されています。
園内で最も高い位置にある小山は、国王ヘンリー8世がロンドン塔から妻アン・ブーリンの処刑完了を告げるのろしがあがるのを待った場所と言われています。
このヘンリー8世の小山は園内で一番の高台にあるので、パノラマ写真を撮ったり、テムズ川が流れるテムズバレーやロンドンアイ、ウィンザー城、セントポール大聖堂の美しい景色を眺めたりするのにうってつけです。
たくさん歩き回ってお腹がすいたら、頑張った自分へのごほうびにペンブローク・ロッジで軽食を取るのもいいですよ。ヘンリー8世の小山に建つこの美しい歴史的建造物は修復され、現在は、さまざまな紅茶、スイーツ、ペストリーをジョージアン様式の部屋や景色が一望できるテラスで楽しめる「アフタヌーン・ブレックファースト」で有名です。
園内にはリッチモンドパークゴルフコースもあります。広々とした36ホールのコースでキングストンゲート・プレイグラウンド、ピーターシャムゲート・プレイグラウンドという、木の橋やベンチ、日陰を備えた子供用の2つの遊び場や、魚釣りができるペン池など、周りの自然と見事に調和しています。

特派員

  • ジャンフランコ・ ベロッリ
  • 年齢子(ねずみ)
  • 性別
  • 職業ブロガー/ミュージシャン

私がロンドンに引っ越してきたのは2年以上も前ですが、ロンドンの外国人居住者向けのニュースレターで、この大都市での体験や新しく引っ越してきた外国人向けのアドバイスを紹介するようになったのは昨年からです。ロンドンはとてもダイナミックな街で、だれもが楽しめるものがたくさんありますが、迷うことなく満喫するためには地元の人の目線を参考にすることが大切です。みなさんにロンドンの隠れた魅力をお伝えするガイドになりたいと思っています。

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