ご想像の通り、英国で最も人気があるペットは犬です。国内では900万匹以上の犬が飼われており、飼い主に喜びや愛情、さらに日々の運動というすばらしい習慣ももたらしてくれます。
忠実で賢く、常に遊びたがるのが特徴です。交配種もたくさんありますが、純血種も多く、特に人気のある純血種としては、ラブラドール・レトリバーやコッカー・スパニエル、スプリンガー・スパニエルやジャーマン・シェパードなどが挙げられます。
残念ながら、多くの犬種の「流行」は数年ごとに移り変わります。そのため、ブームが過ぎ去った後も、すべての犬たちが適切な世話を受け続けられることを願っています。
さて、犬に次いで人気の高いのは猫で、およそ800万匹もの猫が英国の家庭で飼われています。
独立心が強く情愛深いのが特徴で、猫を飼うのは心の健康にも良い影響をもたらすことが確認されています。
形やサイズもさまざまで、私が読んだ統計によれば、ここロンドンではブリティッシュ・ショートヘアやベンガル、シャムネコが最も人気があるようです。
都市部ではスペースが限られ、よほど幸運でもない限り、塀などで囲まれた庭は持てませんから、猫はペットとして最適なのです。
友人たちが飼っているペットの中で、最も「一風変わった」ものではウサギやモルモット、鳥などが挙げられます。
モルモットは、小さな子どものいる家庭では特に人気があります。寿命が4~8年と比較的短く、あまり長く世話をしなくてもよいからでしょう。
屋内でも野外でもよく育ち、雌雄別々でも一緒でも飼うことができます。
インコやカナリアなど、屋内で飼う鳥も英国ではペットとしてとても人気があります。家やオフィスに彩りや活気をもたらし、時には騒がしく感じられることもありますが、そのさえずりに癒されるという人も少なくありません。
オウムの中には50年以上生きる種もいるため、飼う場合は長期間にわたって世話をし続けなければならない可能性があります。
親しみやすいペットとしてはウサギも人気です。いたずら好きな性格と長い耳には、たまらない魅力があります。
また、意外にも、ヘビもペットとして一般的になっています。
非常に独特で魅力的な生物ですが、飼うとなると世話がかなり大変で、細やかな注意が必要です。
初心者にはコーンスネーク(アカダイショウ)やキングスネーク、ミルクスネークなどが人気で、よく飼われています。経験豊富な飼い主はボールニシキヘビやガータースネークなどを選ぶようです。
英国の田舎に暮らす人々の間では、ニワトリやアヒルは新鮮な卵の供給源となるだけでなく、ペットとしても人気があります。日々の暮らしに楽しみをもたらしてくれますし、家族の一員のような存在です。
トカゲはペットとしては珍しいですが、一般的に世話が簡単でほとんど手がかからないため、時間のない人にもぴったりでしょう。
英国で最もよく飼われているトカゲには、フトアゴヒゲトカゲやヒョウモントカゲモドキ、アオジタトカゲなどが挙げられます。
海生や陸生のカメもペットとして人気があり、その愛らしさと楽しさが魅力です。穏やかな性格で長生きする可能性があるため、長期間にわたって世話をする必要があります。
ハムスターは初めてペットを飼う人に特に人気ですが、その理由は誰もがよく知るところでしょう。
愛くるしくて世話も簡単だし、比較的手間もかかりません。
遊んだり走り回ったりするのが大好きで、どんな家庭でも歓迎されるはずです。
英国人はペットを大切にしており、旅行の際にも同伴することがよくあります。
国内の宿泊施設の多くはペット同伴を許可しており、ペットシッターのサービスを提供するところまであります。
海外旅行などでペットを連れて行けない場合は、専用ウェブサイトや代理店(多数あり)を通じてペットシッターに依頼するのが一般的ですが、きちんと世話をしてくれるペットホテルに預ける場合もあります。

愛すべき英国のペット