アンダーソン江里加さんの記事にもありましたが、パンプキンスパイス味の商品があちこちに並び、ここミシガン州でもそれは同様で、夏が過ぎ去ったことを物語っています。こちらの人たちは、夏が終わるのを特に気にしていないようです。(アムステルダムでは、人々は夏が終わるのを惜しんでいます)お店や住宅の外観はハロウィンのパンプキン、カカシやトウモロコシで装飾されています。オランダにはハロウィンの習慣はないので、私自身ハロウィンを祝ったことはありませんが、飾り付けや旬の食材は温かく心地よい雰囲気があり、アメリカ人がなぜこんなにこだわるのか分かる気がします。ある意味、日本も四季の変化がはっきりしていて、旬の食材が好まれるようなので、ちょっと似ているかもしれません。
ローカルの習慣で発見して嬉しかったのは、「リンゴジュースを作る工場にドーナツを買いに行く」ことでした。(ミシガン州の気候は比較的寒く、リンゴが育つのに適していて、州内では収穫量が多い果物の1つだそうです。)私が行った工場では、現地の新鮮なリンゴを使った他の商品と並んで、シナモンシュガーとバニラの2種類のドーナツが売っていました。他の町から来た人たちで賑わっており、商品を購入するために長い列ができていました。個人的には、私はドーナツはあまり好きではありませんが、この工場の新鮮なリンゴジュースで作られたドーナツは美味しいのです。また、アップルパイとジュースも買いましたがこちらもとても美味しかったです。太陽のもと木々や紅葉に囲まれ、アップルジュースとドーナツを楽しむというのは、秋ならではのローカルな習慣だと思います。
もう一つ、外で楽しめるのは、ノースヴィルという町のハロウィンの飾り付けを見ることです。家やお店に飾り付けを施す人はたくさんいますが、ノースヴィルのダウンタウンは骸骨の飾りが本格的で、それぞれの店舗がオリジナルの骸骨で飾り付けをしていて、ビジネスの宣伝になるようなものもあれば、単に遊び心満載なものもあります。どれも面白く飾っていて、全部で100以上あるので、遠くからでもわざわざ見に来る価値はあります。また、骸骨と一緒に面白い写真を撮るコンテストも開催されていて、地元の人々や来訪者たちが気軽に楽しめるのがいいと思いました。あなたはどの骸骨が面白いと思いますか?