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  • 2020.10.16
  • ¡Viva México!
9月16日はメキシコの独立記念日です。この日は国民の休日となっており、前日の15日夜からお祝いをします。あいにく今年はコロナウイルスの影響で例年通りとはいきませんでしたが、それでも今できる範囲でメキシコにとっての大事な日を祝っていました。

メキシコの独立記念日は9月16日ですが、一番盛り上がるのは前日15日の夜です。前夜祭として、19時頃からメキシコシティの中心地ソカロにて様々なイベントやショーが開催されます。今年はイベント等は行われず、一般人の立ち入りも禁止になっていたようです。



ソカロの建物は独立記念日に合わせて飾られ、夜はライトアップされます


例年だとここに50万人もの人が各地から集まりお祭りムードになります。こういう場合ついつい気も緩んでしまいがちですが、いろいろな人が大勢集まる場所ではスリや置き引きが多発するため普段以上の注意が必要です。
イベントの後は、国立宮殿からソカロの大広場に向かって大統領が演説し、23時になると鐘を鳴らしViva Mexico! (ビバ・メヒコ!メキシコ万歳!)と国民と一緒に叫びます。これはEl Grito(意味はそのまま叫びです)と呼ばれます。
この叫びは1810年9月16日に、司祭のミゲル・イダルゴがグアナファト州ドロレスの町の鐘を鳴らしスペイン人の追放を訴える演説をしたことに由来しており、ドロレスの叫びと言われます。
詳しく知らないと、スペインから独立した日だから独立記念日となっていると勘違いしてしまいそうですが、実際はスペインから独立しようと宣言をした日だということです。
このミゲル・イダルゴの演説を現在も大統領が再現しているのですが、これは毎年テレビ中継されるため私も家族と一緒に毎年見ています。


今年のテレビ中継の様子


他の州でもソカロと呼ばれる大広場の市庁舎で市長が演説を行います。
そして最後には盛大に花火が打ち上がります。テレビで見ていても本当に豪華でとても迫力があります。

独立記念日当日の16日は前日とは違い静かなのですが、午前中から午後にかけてメキシコシティでは軍事パレードが行われます。大変大規模なもので、上空には空軍機やヘリもたくさん飛び、ベニート・フアレス国際空港ではこの時間帯は民間機の離発着が制限されます。



メキシコの独立記念日にはかかせない料理があります。この時期にしか食べられないチレス・エン・ノガダ(Chiles en nogada)という料理です。これは大きくて辛くないチレ・ポブラノという唐辛子の肉詰めに、クルミの甘いクリームソースとザクロがかけられたものです。日本のピーマンの肉詰めがイメージとしては近いですが、材料がとても多く果物も入っていることやクルミのソースが特徴的なので好き嫌いが分かれるかも知れません。
残念ながら今年は食べていないのですが、去年は夫の知り合いのシェフが作ったものと友人が作ったものを頂きました。




写真のように唐辛子の緑、クルミのソースの白、ザクロの赤でメキシコ国旗を表しています。私はとても好みの味で美味しく頂けました。とても手間のかかる料理だそうですが、家庭で作る人もたくさんいますし、多くのレストランでも食べることができます。本当はかなり多くの食材を使う料理ですが、ほとんどのレストランでは主な食材だけで作られることが多いそうです。

独立記念日前には幼稚園や学校にメキシコの衣装を着て登校したり、独立記念日について勉強したり発表したりすることがほとんどです。今年はオンラインクラスでしたが、娘の幼稚園でも衣装を着てそれぞれ調べたことを発表しました。
衣装はメキシコの国旗色のものが定番ですが、ほかの州の様々な伝統衣装を着る子もいます。娘は去年はメキシコの国旗色のTシャツにスカートでしたが、今年はハリスコ州の鮮やかな衣装を選びました。



こうした衣装はこの時期に街中に出る屋台やシウダデラ市場などで買うことが多いです。衣装や髪飾りの他に、お土産にも良さそうな小物もたくさん売っています。


メキシコが最も賑やかで盛り上がるのはこの独立記念日からクリスマスの頃だと思います。旅行にも最適でぜひ訪れてほしい季節です。

特派員

  • パドラ リボド 裕美
  • 年齢
  • 性別
  • 職業主婦

メキシコの首都、メキシコシティで夫と娘の3人暮らし。夫の仕事で来墨し、スペイン語はできないながらもママ友もでき、毎日を気ままに楽しんでいます。陽気で魅力的なメキシコのことをたくさん知ってもらいたいです!

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