• 2018.11.21
  • タイムスリップ体験
一足遅れましたが、ハッピーハロウィン!
去年の今頃に書いた記事で、ハロウィンはアイルランドのケルト民族が発祥であることをご紹介しましたが、今年も盛り上がっていましたので、最初に写真だけご紹介します!

仮装して踊っている集団に遭遇。軽くホラー。


来たばかりの頃には驚きましたが、こんな一時的なイベントにだけ特化したお店があちこちに出ます。特に貸しスペースという感じでもなく、イベントが終わるとスッと元の店に戻ります。笑


イベントと言えば(少し話が逸れますが)、今年ダブリンにはカトリックのトップであるローマ法王がやって来ました。その時の盛り上がりようがこれ。もうアイドル級です。笑


本題に入りますが…アイルランドに限らず、導入している国が意外と多い「サマータイム」。ここでは毎年3月最後の日曜の午前0時にスタートし、10月最後の日曜の午前0時に終了します。タイムゾーンで言うと本初子午線のあるロンドンと同じなので、日本との時差は基本9時間のところが夏だけ1時間縮まります。

こちらに来て一年目の、何も知らなかったウブな私のリアクションをお楽しみください。

友人:1時間時計が戻るんよー
三木:ほお。
友人:1時間遅く起きれるから楽やで。
三木:ちょっと待って、分からん。
友人:起きる時間が今より1時間遅くなんねん。
三木:1日25時間になるってこと?

もうチンプンカンプンです。笑 それこそ興味津々で午前0時になる瞬間は携帯を凝視していましたが、面白いようにピョン!と飛ぶんですね、1時間。なんだこれー変なの!アハハ(まだイマイチ分かってない笑)と思いながら寝床についたのを今でも覚えています。

そして4年目にして7度目となる10月最後の日曜日。私はついにその意味が分かったのです(遅い)。まず、夏の日照時間の長さは何度か書いたのですが、10月に入るとそれがだんだん短くなってきて、4週目に入るころには、朝家を出る午前8時でも薄暗い感じになってきます(お察しの通り、会社行くのがすごく憂鬱笑)。そしてついに時計がジャンプするその日、私は次の日朝8時に起きる用事があり、10時頃に眠ってしまいました。そして、次の日の朝目が覚めた時にはすでに明るかったんですね。ええ、思いましたよ、確実にやらかしたと。だって、それまで8時はまだ薄暗かったんですもの。しかし時計を見て、寝起きの頭で瞬時に理解しました。これが「サマータイム」かと…(遅いって)。

お分かりでしょうか?簡潔にご説明するため、前日まで午前9時に明るくなっていたとしましょう。それが、真夜中に1時間戻ったことにより昨日までの9時が8時になったのです。しかも!私は前夜10時に眠りについたので、8時に起きたのに11時間寝ていたことになるのです(書くまで気付いてなかったけど寝すぎ笑)。ええ、あの時の友人の声がこだましましたよ。「1時間遅く寝ていられる」…1日25時間にはなりませんよね。笑

というわけで、現在はすでに日の出午前7時半、日の入午後4時40分らしいです。これからもっと日照時間が短くなって長い冬が来ますが、気分が沈まないよう元気に過ごしたいと思います!

特派員

  • 三木 佳子
  • 職業翻訳家

アイルランドのダブリン在住、三木佳子(みきけいこ)です。現地でゲームの翻訳をしています。日本ではあまり馴染みのないアイルランドの文化や生活、アイルランドから見た日本について、皆さんとワクワクやクスッを共有できれば嬉しいです。

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