• 2019.05.31
  • ストリートパフォーマー
晴れの日が多くなり、日照時間もかなり長くなってきました!
とは言え、晴れていても最高気温は10度代前半なので、外に出て風に当たるとまだ日本の冬と春の間くらいの体感です。夏が待ち遠しいです!

さて、今回はダブリンのストリートパフォーマンスについて書きたいと思います。

海外って結構路上で歌ってる人が多いイメージ、ないでしょうか?ありますよね(無理矢理)?笑 海外経験の多い方や在住の方には当たり前の風景かもしれませんが、素敵だなーと思ったことがあったので、シェアさせていただきます!


こんなお兄さんとか。



こんな可愛い女の子まで!足元のボードに15?16?歳と書いてますね。
もう少し歩くと、ものすごい人だかりが…



大体この道でこの人だかりを見れば、中に誰がいるのか予想ができます。



この子はAllie Sherlockというアイルランド人の女の子で、なんとまだ14歳!
アメリカの大人気テレビ番組「エレンの部屋」にも出たことがあるんだそうで、アイルランド人からしたらかなりの有名人です。可愛らしい見た目と細い身体からは想像できないくらいパワフルなハスキーボイスで色んな歌をカバーしています(気になる方はYouTubeで名前を検索すればめっちゃ動画出てきます)。



もう一人の人気者はこのまさかの「ミニグランドピアノ」を持ってくるお兄さん。シュッとした見た目に甘~いお顔で、ご覧の通りいつも女性ファンに囲まれております。



続いて、渋~いジャズ音楽を演奏していたおじさま4人組。


こちらはアジア人の女の子がボーカリスト。アジア人がやってること自体がとても珍しいんですが、この子はビックリするほど歌が上手でした!個人的に応援してます。笑


こちらのお兄さんは注目を集めるためか、片足立ちしながら頭の後ろでギターを弾いていました。本当に引いているのかは謎です。笑


なんと大道芸のおじさんもいました。背の高~い一輪車に乗りながらジャグリングをしていましたが、どうやって降りたのか今さら気になって最後まで見なかったことを後悔しています。笑


こちらは珍しいおじいさん。カチャカチャいう(多分)アイルランドの楽器を一人で演奏していました。少し前まで日本人のおじいさんがなんだか取り憑かれたように躍ってたんですが、怖くて近づけませんでした。苦笑 でもこのお年でこの行動力、脱帽ですね。

何枚かちょっと季節感が違うのは冬に撮ったからです…ご愛敬ということでお許しください笑 音楽以外にも、絵を描いてる人やダンスを踊る人、中にはビーガンの主義主張を訴えかけている人たちもいます。ぜひお見せしたかったんですが、全員黒い服を着て口に×マークのテープを貼り、直立不動でボードを持って立っている様子はさすがに撮影できませんでした…笑

ところで、この人だかり。日本だとすぐに警察がやって来て「ちょっとちょっと!」と言われますよね?実際人気者の周りは通れないくらいの時もあります。どうしてダブリンでは誰も止めないのでしょうか?

実は、ダブリンは昔から音楽とストリートパフォーマンスで有名で、きちんと申し込みさえすれば自治体が道でパフォーマンスをすることに許可を出してくれるんです。色々ルールはあるようですが、決まった場所で決まった時間であれば誰でも自由に自己表現ができるんですね。パフォーマンスをやっている目的は人それぞれだと思いますが、これってすごく素敵なことだと思いませんか?また面白いパフォーマーを見つけたらご紹介しますね!

特派員

  • 三木 佳子
  • 職業翻訳家

アイルランドのダブリン在住、三木佳子(みきけいこ)です。現地でゲームの翻訳をしています。日本ではあまり馴染みのないアイルランドの文化や生活、アイルランドから見た日本について、皆さんとワクワクやクスッを共有できれば嬉しいです。

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