バナナの中でも100gあたり、376mgと最も多くカリウムが含まれていることから、スポーツマンが良く好む。そして、甘くて皮がしっかりしている。バナナケーキなどの菓子にも使われている。
甘さはちょっと控え目で、バナナ・ナニカに比べるとやや小さい。皮も厚みで長持ちする。糖尿病の人はこのバナナを選ぶようです。
マッサンとはリンゴの意味で、ほんのり、リンゴの香りがすることでこの名がついたそうです。皮が薄く、実は白っぽい。お腹を壊した時に食べると良いそうです。
ブラジルのバナナの種類でもっとも小さく、10cm程にしかならない。味は濃厚でとても甘く、黄色い。オウロは金と言う意味です。 とても香りが良い。
バナナの種類では大きな方で、1本が26cmにも達する。生で食べることはできないが、揚げたり、煮たりして食べます。パン粉をつけてあげたこのバナナは甘くてとてもおいしいです。
スーパーマーケットで、バナナは、Kgあたりで販売されているが、市場ではダース単位で販売されている。1ダース約R$7,00(約US$2,10)で安いです。市場でバナナを選んでいると、すぐに一本皮をむいて試食させてくれるし、半ダース買っても1や2本おまけにくれるので、嬉しい。
バナナは生で食べるだけではなく、菓子にも使用されます。
バナナジャム、バナナの飴、干しバナナ、バナナケーキ、バナナチップスなどです。バナナに溶かしたチョコレートをコーディングしたり、バナナを電子レンジで加熱し、はちみつをかけて食べます。また、子供たちを楽しませるために、バナナの形をしたアイスも販売されてます。皮がむけるのです!(全部アイスクリームです)。面白いですよね。
ブラジル産バナナは主にアルゼンチンとウルグアイに輸出されてます。2016年のデーターによると、生産されたバナナの99%は国内で消費され、残りの1%だけが輸出されたそうです。一年中豊富で、手に入りやすく、値段も安く、食べやすい。メリットばかりです。
ところで、バナナの本体についている「白い筋」のようなものをわざわざ取っている人いませんか? その白い筋は、バナナ本体に栄養を運ぶ役目をしており、カリウムと抗酸化成分が多く含まれているのです。次回は捨てずに本体と一緒に食べたほうが良いですよ。
ブラジルでは「Comprei a preço de banana」という表現があります。
直訳すると、「バナナの値段で買った。」です。品物がすごく安く販売されていて、それ以上値下げしてもらう必要もなく購入した時。また、値下げしてもらって、とても安く購入できた時に使います。ポルトガル植民地時代に、ブラジルのあらゆるところにバナナの木があり、植えなくても勝手に生えていたとのこと。当時のポルトガル人がどこにでもできるバナナに利益を得る商売をするのは不可能と思ったことから、この表現が生まれたそうです。バナナは昔から安い果物だったようです。