ブラジルのお店で商品の支払い方法として、現金、デビットカード、クレジットカードの他に、その場でPIX(ピックス)を使用するシステムがあります。Pix はブラジルで使用されている銀行口座間の送金を即座に決済するシステムの事です。スマートフォンなどによる支払いになります。
去年からお店で支払いを済ませると、「今回の買い物のキャシュバックは、〇〇レアルになります。」と言われることが多くなりました。
ブラジルでも英単語のCashback をそのまま使用しています。キャシュバックとは購入した商品の金額の一部が一定の条件を満たした消費者へ戻されることです。
先日ハンドソープを購入しましたら、金額の10%がキャッシュバックとなりました。購入して数分で携帯にメッセージが届きます。
「あなたは次回の買い物に5,84レアルのボーナスをもらいました。有効期限は2月20日から4月4日までです。(次回の購入価格がR$19,47またはそれ以上が条件です)」
10%のキャッシュバックは、意外と魅力的です。2024年のブラジルのインフレが4,83%だった事を考えると、メリットがある気がします。
キャッシュバックのシステムは1980年にアメリカでいくつかのクレジットカード会社が始めました。このシステムが2010年後半により知られるようになり、ブラジルでも導入されたと言われています。オンラインで購入する消費者にだけのメリットで始めましたが、2019年には640万もの店がキャッシュバックのシステムを取り入れたそうです。
現在ではキャッシュバックのシステムはクレジットカードを使用してのオンライン購入だけではなく、デビットカードでもPix でも受け付けています。また、店舗で購入しても使用できます。
キャッシュバックがどれくらい戻ってくるかは、それぞれ店によりますが、1%から15%までです。
店や企業がキャッシュバックシステムを取りいれることでもたらすメリットは売上の上昇、消費者の満足度が上がる事が考えられています。消費者側としては、商品の割引がなくとも、キャシュバックがあれば、その商品の価格より安く入手できたことのメリットを感じることでしょう。ただし、キャッシュバックを使用できる期間が店によって異なることと、その期間が短いので注意が必要です。あまり必要としていない商品をキャッシュバックを使用したいがために、購入することになる可能性があるので、その都度の判断が重要になってくると思います。
私の体験談になりますが、店で洋服を2着購入して、支払いはクレジットカードで3回の分割にしてもらいました。この購入時にもらえたキャッシュバックは1ヶ月以内に使用しなければならないため、最初に購入した品をまだ全額支払っていない状態で、再度店に戻って別の品を購入することになりました。その時ふと2着同時に購入しない方が良かったかな?と思い、最近は事前にキャッシュバックシステムを取り扱っているかどうかを聞くことにしています。
キャッシュバックにこだわると、そのお店でずっと何かしらの品を購入し続けることになりかねません。時々しか商品を購入しないお店なら、その場で割り引いてもらう方が良いかもしれません。
キャッシュバック嬉しさに無駄使いをしてしまった私ですが、皆さんはいかがでしょうか?
- 2025.04.04
- Cashback