写真の製品はこの地域では一番よく見かけるブランドでその名も“Natural Lemon Myrtle”という会社のシャンプーとルームフレグランス、虫よけスプレーです。名前の通りレモンマートル製品のみ製造、販売しています。そしてもう一つ、比較的日本でも知られているティーツリーオイルですが、こちらはユーカリオイルからミントの香りを取り除き、少し柑橘系を足したような香りです。こちらも消臭、殺菌効果にすぐれ、傷口の消毒や水虫やヘルペス、皮膚炎などに効果があります。一番有名なブランド“Thursday Plantation” から様々なティーツリーオイル配合の商品が出ています。大手スーパーマーケットでもティーツリーオイルやスプレーなどが購入できます。昔ダニに体中刺され、痒くてたまらないと言っていた友人にこのブランドのティーツリーオイル軟膏を勧めたところ、痒みが引いてとても驚き、喜んでいました。個人的に精油の香りはあまり好みではないのでアロマオイルは使ってませんが、蚊に刺されや吹き出物ができた際に使っています。
かわいいパッケージのレモンマートルドレッシング。レモンの酸味が効いておいしいです。
ティーツリーオイル(写真左)、デオドラント(中央)、ティーツリーオイルがスプレータイプになったもの(写真右)
先日、”ティーツリーレイク“と呼ばれている、ティーツリーから染み出たオイルが水に溶け込んだ湖があると聞き、そこへ行ってきました。ゴールドコーストから車で1時間の観光地で有名なバイロンベイのブロークンヘッズという名のビーチから内陸方面に100mほど歩いたところにあります。水が豊富な時期は海水が細い川のように湖までつながりますが、今は水の少ない時期だったため、川になっていた跡だけが茶色く残っていました。湖の水はティーツリーオイルの成分で茶色くなっています。湖の淵にはヘドロのようなコケのようなものが浮かんでいたため、中に入るのに躊躇してしまいました。先住民アボリジニの間では聖地として、また、安産になるために女性が浸かりに来ていたなどの説もあり、ある意味パワースポットでもあるので、ここまで来て入らないのはもったいない!と思い、入ってみるとほんのりティーツリーの香りと、硫黄の香りが混ざりなんとも言えない匂いと足元がヌルヌルしていてあまり気持ち良いとは正直思えませんでした。でも、驚いたのは肌がとてもつるつるになったことでした。 二カ所蚊に刺されていた部分の痒みも赤味も引いたので、がんばって浸かった甲斐がありました。改めてティーツリーオイルの効果を実感しました。オーストラリアに行かれた際はこれらのオイルをチェックしてみてください。海から内陸方面にあるくとあるティーツリーレイク
ティーツリーの成分で水が茶色くなっています。