オーストラリアでの日本食事情 :その1|菅沼 千栄子(旧姓 名倉)|ナレッジワールドネットワーク|アクティビティ|ナレッジキャピタル

  • 2018.06.20
  • オーストラリアでの日本食事情 :その1
アメリカ、中国に次いで3番目に在住日本人が多い国と言われているオーストラリア。シドニー、メルボルン、ケアンズ、そしてゴールドコーストにもたくさんの日本人が住んでいます。日本の食材が購入できるスーパーマーケットもあり、調味料から納豆や冷凍の海産物、乾物まで輸入禁止以外の大体のものが揃っています。

オーストラリアでも日本食の評価、人気度は高く、一番人気の寿司、そして中国人や台湾、香港人などアジア人に人気のラーメン、オーストラリア人に人気のカレーや照り焼きチキン、唐揚げなどを扱っているお店はいつも人でにぎわっています。

寿司ブームの火付け役となった回転ずしの“Sushi Train”は1993年にサーファーズパラダイスに1店目をオープンして以来、今ではゴールドコーストだけでも合計13店舗も構え、どこのお店もランチやディナーの時間になると空席待ちということも当たり前です。回っている寿司はオーストラリア人客が多い店舗では握りはほとんど回っておらず、アボカドロールやカリフォルニアロール、照り焼きチキン、チキンカツロールなどが主流です。日本の回転寿司のように一皿にロール寿司や握り2個が乗っていますが‘オーストラリア人は小食の人が多い、というかお米を大量に食べる習慣がないため、一人3~4皿くらいしか食べません。

オーストラリアは物価が高く、特に外食費が日本よりもかなり高いです。店にもよりますが安い所でも二人で合計$40~50(日本円で約3400円~4250円)してしまいますし、なかにはあまりおいしくないパスタが一皿$25(約2125円)することも。。その点、一皿$3(日本円で約255円)の寿司を3~4皿食べて夕飯として補えるオーストラリア人なら、物価高のオーストラリアでの外食としては安くつくのでこれも回転寿司の人気の理由の一つではないでしょうか。

そして最近オーストラリア人にもじわじわと人気になりつつあるのがラーメンです。ラーメン屋はかなり前からシドニーやブリスベン、ゴールドコーストにもありますが、最近はカフェやレストランのメニューに”Ramen”を取り入れている店舗がちらほらとでてきました。私の近所にも最近 ” I like Ramen”という名前のオーストラリア人シェフのラーメン屋がオープンし、ビーガン(肉、海産物、乳製品を不使用)のラーメンでシイタケ入りのしょうゆラーメンやキムチの入った味噌ラーメンなど日本のラーメンをヘルシーにおしゃれにアレンジしたものを販売しています。できたばかりの店ですが、オーストラリア人にも人気のようで、昔ならラーメンのことを“Noodle soup” と他のアジア料理とひとまとめにされていたのに対して、最近は”Ramen”と呼ばれ、日本のラーメンの存在もオーストラリア人に広まりつつあります。

これからさらにこういったオージー風ラーメンが増え、日本にオージーラーメンが進出する日がくるかもしれませんね。


フードコート内にある I like Ramen

ファストフードのように注文、支払いをしてカウンターで受け取ります。


手前がキムチラーメン、奥がシイタケしょうゆラーメンです。お店のロゴもユニークです

特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 年齢丑(うし)
  • 性別女性
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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