• 2019.11.05
  • 青空フィットネス
毎日良いお天気が続いているゴールドコースト。あまり雨が降らないので水不足がちょっと心配です。私がウォーキングをしているビーチ沿いの広場では色々なアクティビティーが行われています。ビーチ沿いの道の両脇は芝生になっていて、ちょっとした広場が所々にあり、公園や大人も使える鉄棒やジムマシーンも設置されています。この広場でヨガやピティスや太極拳のクラスなどが開催されています。ヨガは大きな集まりだと50人以上の人が集まりインストラクターが小さなステージの上でヨガをしているクラスから5-6人の少人数クラスがあり、その他ヨガをやってビーチのごみ拾いもするビーチクリーン&ヨガなどもあります。近所のビーチで行われている太極拳はクラスというより5-6人のおじいちゃん、おばあちゃんが集まって太極拳をしてるだけですが場所によってはもっと大人数が集まり音楽も流して本格的に行っているクラスもあるようです。無料のクラスから1回$3-5と安い価格で提供しているクラスまで誰でも気軽に参加できます。ゴールドコースト市のウェブサイトを見るとどのビーチで何曜日、何時になんのクラスが行われているかをチェックすることができます。ブートキャンプもオーストラリア人に人気のエクササイズです。日本ではあまり聞きなれない言葉だと思いますが、これは色々なエクササイズが組み込まれたプログラムをこなしていくもので、名前の由来も軍の兵士の訓練の為の過酷なエクササイズから来ています。かなりハードですが、ダイエット目的や短期間で体を鍛えられる点などが人気の理由のようです。これらのアクティビティーは公共の広場で誰でも開催していいのかというとそうではなく、有料のアクティビティーを開催する場合はゴールドコースト市からの許可が必要になります。また最低10ミリオンオーストラリアドル(日本円約8億円)の公共物賠償責任保険に加入していることとファーストエイド(応急処置)の資格を持っていることが条件になります。ちなみに10ミリオンの公共物賠償保険料は年間平均で$700-1000かかります。そして$219の登録料も支払わなければなりません。18歳以下の人対象のアクティビティーをする場合は子供と接する仕事をする際に必要なクイーンズランド州のブルーカードの取得が必要になります。開催場所に商業用宣伝看板を掲げる場合も看板の形、大きさなどの指定があり意外と細かく規制されています。それでもテナント代を払ってクラスを開催するよりはずっと安いと思います。その他の人気のクラスはストローラ―フィットネスという赤ちゃん持ちのお母さん達のためのフィットネスクラスです。このクラスの良いところはベビーシッターが子供たちを見てくれているので安心してフィットネスに打ち込めるところです。しかも料金も30分$4と安く、月額や年会費などを支払う必要もなくウェブサイトから参加したい日だけ申し込むことができます。育児でなかなかエクササイズをする時間がなく、しかも一人だとなかなかモチベーションも上がらないというお母さん達にはピッタリのクラスです。そこで色々な情報交換もできるのでリピーターの方も多いようです。青空の下でひたすら体を動かしていい汗をかけるアクティビティー、夏になればそのまま水着で海に飛び込む。。最高のゴールドコーストライフです。



写真左:ゴールドコースト市が作成しているアクティビティーの宣伝広告
写真右: 赤ちゃん持ちお母さん対象のストローラー(ベビーカー)フィットネス



写真左:ストローラーフィットネス。目の前にビーチが広がる広場でのエクササイズ。
写真右:サーファーズパラダイスまで続くビーチが見える絶景に並んだベビーカー。ベビーカーに乗った赤ちゃん達はお母さんのエクササイズが終わるまでベビーシッターと一緒に待っています。芝生に敷物を敷いてベビーシッターが絵本を読んだりすることもあり、その時々で赤ちゃん達のアクティビティーも変わるようです。

特派員

  • 菅沼 千栄子(旧姓 名倉)
  • 職業会社員

2000年に渡豪。日系旅行会社勤務等を経て、2014年から現地建設会社に勤務。休日は、趣味の一つであるソイキャンドル作りやビーチウオークを楽しんでいます。当地のレアな生活情報をお伝えしたいと思います。

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