ピンクの外壁や丸い屋根が施されたゴシック様式のベンラート城は、18世紀にバイエルン選帝侯カール4世フィリップ・テオドール(Karl IV. Philipp Theodor)により夏の離宮として建築されました。このお城は住居用ではなく、夏に狩猟用のコテージとして利用されていたそうです。
池に面した正面のお城と左右に広がる建物があり、それぞれ自然史博物館とガーデン美術館となっています。隣接された建物にはミュージアムショップとカフェもあります。
お城の裏にまわると、約500メートルもある細長い池に鴨や白鳥が優雅に水浴びしています。こちらは一般に開放されている公園なので、地元住民や観光客が散歩をしたり、ジョギングしたりと憩いの場となっています。
横庭にはお手入れされたガーデニングが季節のお花を綺麗に咲かせています。
お城の中の見学はガイドツアーがないと入れませんが、ピンクのベンラート城は美しい庭園と白鳥水浴びする池がとてもロマンチックな女性が結婚式を切望する永遠のあこがれの場所♡
ベンラート城の内部は、色あざやかな天井画やシャンデリア、細かな漆喰細工、床の大理石など、ゴージャスな雰囲気で結婚式や撮影会などで貸し切りができるそうです。
いつか白馬に乗った王子様が現れるような素敵なお城でした。