• 2018.11.08
  • ピンクの宮殿「ベンラート城」
デュッセルドルフ中心部から12km離れた閑静な住宅街にある「ベンラート城:Schloss Benrath」は、一度は必ず訪れてみたいとデュッセルドルフで人気のある可愛いお城です。
ピンクの外壁や丸い屋根が施されたゴシック様式のベンラート城は、18世紀にバイエルン選帝侯カール4世フィリップ・テオドール(Karl IV. Philipp Theodor)により夏の離宮として建築されました。このお城は住居用ではなく、夏に狩猟用のコテージとして利用されていたそうです。
池に面した正面のお城と左右に広がる建物があり、それぞれ自然史博物館とガーデン美術館となっています。隣接された建物にはミュージアムショップとカフェもあります。


お城の裏にまわると、約500メートルもある細長い池に鴨や白鳥が優雅に水浴びしています。こちらは一般に開放されている公園なので、地元住民や観光客が散歩をしたり、ジョギングしたりと憩いの場となっています。



横庭にはお手入れされたガーデニングが季節のお花を綺麗に咲かせています。


お城の中の見学はガイドツアーがないと入れませんが、ピンクのベンラート城は美しい庭園と白鳥水浴びする池がとてもロマンチックな女性が結婚式を切望する永遠のあこがれの場所♡
ベンラート城の内部は、色あざやかな天井画やシャンデリア、細かな漆喰細工、床の大理石など、ゴージャスな雰囲気で結婚式や撮影会などで貸し切りができるそうです。

いつか白馬に乗った王子様が現れるような素敵なお城でした。

特派員

  • 理夢
  • 職業いけばな活動家

ドイツ在住7年目。海外で「和の心」を忘れず、「いけばな」と「着物」を中心に日本文化活動を行う。日本の美を広めるべく、また次世代にも継承していけるよう精進して参ります。

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