• 2015.04.24
  • はじめまして、バンコクから関です。
バンコクは乾季も終わりつつあり、気温も上昇して連日37度前後の熱暑が続いています。4月2日は、国王の第2王女であるシリントーン王女殿下の還暦のお誕生日でした。タイでは、生まれた曜日毎にシンボルカラーが決まっています。王女殿下は土曜日生まれの紫色。街中は王女の旗が掲揚され、紫色のシャツを着た人でいっぱいでした。王女が国民にいかに好かれているかを見た感じです。王女は学習院大学と東海大学の名誉博士号をお持ちで、大の親日家でもあります。先日、日本を訪問されました。

008_150424_1写真1:左がシリントーン王女還暦祝いの旗


4月13日から15日まではタイの旧正月といわれる“ソンクラーン(水かけ祭り)”でした。人といわず車といわず水をかけるお祭りの中、暑さも最高潮となります。ソンクラーン前日には、僧侶による聖水をかける儀式があちこちであります。デパートなど、あちこちに仏像が置かれていて、みんなで水をかけています。

008_150424_21写真2:繁華街の一つであるシローム通りをバスに乗って練り廻る僧侶
008_150424_31写真3 マンションの玄関に置かれた仏様
    
ソンクラーン当日には、水鉄砲を持った若者たちが繁華街に繰り出し水を掛け合っています。一般の道路でも子供たちがバイクめがけて水をかけています。この日ばかりは、さすがに誰も怒りません。

008_150424_41写真4:観光客もくりだすシローム通り
008_150424_51写真5:バイクに水をかける子供たち


このように、タイの人たちと水は切っても切れない関係なのです。
さて、次回からは少し真面目にレポートをしますね。

特派員

  • 関 達治
  • 職業大学人

大阪大学を定年後、同大学バンコク教育研究センター(現ASEANセンター)長として7年間勤務。2014年5月よりタイ国立モンクット王工科大学トンブリに勤め、“おじいさん先生”と呼ばれています。タイについてお知りになりたいトピックスがあればご遠慮なくご連絡ください。

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