• 2024.08.09
  • 広大な砂漠のど真ん中にオアシス!?私が住むイカ州にある「ワカチナ」を紹介します!
7月16日(火)の最高気温は21度、最低気温は16度です。パラカスは風が強く吹いているので、数字が示すよりもやや寒く感じます。今日は、コートを着てミュージアムに出勤しました。7月中旬にコートを着ているなんて生まれて初めてです。しかも、遥か遠い昔にフィンランドへオーロラを見に行くために買ったわりと分厚めのコートです。こういう些細なことで、自分は日本の裏側にいるんだなとふと感じます。日本はかなり暑くなってきたと聞きますので、熱中症にならぬようお気をつけください。私の最近のマイブームは、オフィスから飛び出して太陽の下で仕事をすることです。美しい空、目の前は海、開放的で最高です。少し風は強く吹いていますが問題ありません!


さて、今回は私が住むイカ州にあるオススメ観光スポット「ワカチナ」の魅力についてお伝えしたいと思います。(ここだけの話、あの!有名なマチュピチュに勝るとも劣らない観光スポットだと私は思っています。)


ここイカ州に住み始めてかれこれ8ヶ月が経ちますが、気軽に遊びに行ける唯一の観光スポットのため、「ワカチナ」へは何度も足を運んでいます。
また、ありがたいことに知人がイカまで遊びに来てくれた時に必ず案内するのもこの「ワカチナ」です。ちなみに、HUACACHINA(ワカチナ)はペルーの公用語の一つであるケチュア語で、泣く女という意味だそうです。なぜ、この泣く女という名前がついたのかというと、「Huacca China(ワッカ・チナ)という名の美しい王女の伝説」から来ているそうなのですが、
この伝説、何パターンもありすぎてここで紹介してしまうとそれだけでお話が文字数がオーバーしてしまいますので今回は割愛します。まずはこちらの写真をご覧ください。


ワカチナの昼間の姿


太陽が沈んだ後


秒で変わる空の色


太陽とマンツーマン


夜のワカチナ

「ワカチナ」の魅力は、このように時間帯によって、わたしたちに見せてくれる空と砂の世界の変化が凄まじいことです。同じ場所にいるのに、違う世界に連れて行ってくれる。そこが「ワカチナ」の最大の魅力ではないか?と私は感じています。是非とも、これを読んでくださっているそこのアナタ!にもこの体験を一度しに来ていただきたい・・・そんな場所です。日没後は、秒単位で空と無限に広がる砂の色が変化するので日没直前に行くのがおすすめです。砂丘の頂上まで登り、頂上から太陽と正面から向き合い、沈みゆく大きな太陽を拝むために是非ペルーの南部イカまで遊びにいらしてください。砂の中でポツンと一人、ボーッと空を独り占めにしながら眺める感覚、最高ですよ!

また、もうひとつの「ワカチナ」の楽しみ方といえば、砂漠の中を駆け巡るサンドバギーとサンドボーディングのアクティビティです。





どこまでも果てしなく続く砂の世界をかなりのスピードで駆け巡るアクティビィは控えめに言って最高です。色々なものを吹き飛ばしてくれます。しかも、現地でサンドバギーとサンドボーディングを申し込むと、1000円くらいでした。リーズナブルに遊ぶことができる点も「ワカチナ」の魅力ではないでしょうか。この記事を読んでワカチナ行きたいなと思われた方は、お盆休みに是非ペルーへ遊びにいらしてください。お待ちしております!


それではこのあたりでアディオ~ス!南米ペルーのイカ州パラカスより山本粧子でした。

特派員

  • 山本 粧子
  • 職業JICA青年海外協力隊

ペルーのイカ州パラカス在住。現在はフリオ・セサル・テージョパラカスミュージアムでイベントの企画運営をしています。「人間とはなんだ」というテーマで絵を描いてきました。2025年7月〜9月ペルーにて個展開催決定!
皆さんにペルーへ遊びに来てもらえるよう、ペルーのOMOSIROIをお届けしたいと思います。

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