![①_2](/activity/kwn/common/img/wp/jp/wp-content/uploads/2016/03/3b4ebbabf827e6b536ea18bdb2c24389.jpg)
写真提供: 道崎 航介
プレスに向けてのスケジュールはこんな感じでした。1日目 カルミニャーノ、ピティリアーノ、マレンマ、ルッカなど8地域のアンテプリマ2日目 キャンティ協会主催 Chianti Lovers3、4日目 キャンティクラシコ協会主催 Chianti Classico Collection5日目 ヴィーノノービレディモンテプルチアーノ協会主催 Anteprima di Vino Nobile di Montepluciano6、7日目 ブルネッロ協会主催 Benvenuto Brunelloという日程です。動画はChianti Lovers の模様です。![②_2](/activity/kwn/common/img/wp/jp/wp-content/uploads/2016/03/fd2c2547a99c8079b35ba4b385c5d190.jpg)
写真提供: 道崎 航介
特にキャンティクラシコのアンテプリマ、キャンティ クラシコ コレクションが開催されるのはフィレンツェということもあり、交通の便も良いことから、たくさんの人が試飲に訪れました。![③_2](/activity/kwn/common/img/wp/jp/wp-content/uploads/2016/03/2e9530adb7ab1fafde25694fec9ee378.jpg)
写真提供: 道崎 航介
2日間で約250人のイタリアと世界30カ国からのジャーナリストが訪れ、約50人のソムリエのサービスの中 165社のキャンティクラシコの生産者の作ったワインが大きなテーブルの上に7000本並べられ試飲が行われました。![④_2](/activity/kwn/common/img/wp/jp/wp-content/uploads/2016/03/65fdf9bd624bec63065b444a8e6c9ad4.jpg)
写真提供: 道崎 航介
会場は、ジャーナリストを対象としたソムリエによるサービスで行われる着席式の試飲会場と、その隣には、飲食店関係者を対象とした生産者によるサービスで行われる試飲会場に分かれるのですが、そちらに訪れた飲食店関係者の数は今年約1800人にのぼり凄い人でした。試飲するにもサービスするソムリエが非常に親切かつ敏速で、快適に試飲が進められました。その一週間の試飲の中でも最も私が強く印象に残ったのは、ヴェルナッチャ ディ サンジミニャーノのアンテプリマの期間中に毎年行われる、ダンテの間での試飲会でした。![⑤](/activity/kwn/common/img/wp/jp/wp-content/uploads/2016/03/4d2898cc519c4468d541cbcfe0072ef6.jpg)
写真提供:Consorzio di Vernaccia di Sangiminano
![⑥](/activity/kwn/common/img/wp/jp/wp-content/uploads/2016/03/6929b940e4802cf13960acbb172247c2.jpg)
写真提供:Consorzio di Vernaccia di Sangiminano
今年は50周年記念とあってかイタリア人の5人の著名なジャーナリストがサンジミニャーノの土壌や,歴史、ヴェルナッチャ ディ サンジミニャーノの未来について話しながら、選りすぐりのヴェルナッチャ ディ サンジミニャーノの造り手によるいろんなヴィンテージのワインを試飲していくという感じでした。![⑦](/activity/kwn/common/img/wp/jp/wp-content/uploads/2016/03/b54091b9ea851f9c8810b52e50cbc14b.jpg)
写真提供:Consorzio di Vernaccia di Sangiminano
場所がサンジミニャーノの歴史的建造物の中での試飲ということもあり,非常に高尚な気分になりました。こうして過ぎたアンテプリマ トスカーナの一週間でしたが、イタリアでのワインのお披露目会はこれからまだまだいろんな地域で続々と続きます。イタリアはどの地域にもそれぞれ違った土着品種があり、それぞれの地域にそれぞれの郷土料理、とその土地のワインが存在します。観光で訪れた際、レストランでどんなワインを頼んでいいか分からないという方でも、その土地の郷土料理に合わせてその土地のワインを飲んでいただけたら、きっとそのマリアージュを楽しんでいただけるのではないかと思います。日本では世界中のワインが今では飲んでいただけるようになりましたが、たまにはイタリアワインにも興味を向けてみてはいかがでしょうか?