• 2017.03.22
  • 古いものこそ価値がある!? アンティークの魅力
寒い寒い冬が過ぎ、やっと太陽が顔を出す日が続いています。天気が良いと、自然と気持ちも晴れやかになります。そろそろ春が近づいているのを感じる今日この頃です。

先日、ずっと気になっていた近所のアンティークショップ「Shabby Chic Boutique」へ行ってきました。個人的にとても好みだったこともありますが、本当に可愛くてたまらない品物で溢れていて、ぜひ皆さんとシェアしたいと思ったのでご紹介しようと思います。

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一見すると小さめなお店に見えますが、中へ入ると奥に長く続いている、倉庫のように広い店内です。家具やホームデコレーショングッズ、食器やキッチン道具など、幅広く中古品が販売されていました。
どれもデザインが本当に可愛くって、中古品とは思えないほど質の良いものも揃っていました。ひとつひとつのデザインも素敵でしたが、店員さんのディスプレイのセンスも良く、一式全て揃えたくなってしまいます。見ているだけでも、インテリアやデコレーションのアイデアを得ることのできるお店です。

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日本の中古品が売っているお店とはまた違った雰囲気で、ユニークなものや面白いものが沢山あったので、いくつかご紹介します。
まず、可愛く心惹かれたものたちがこちら。

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ピクニックセットが入っているバッグ。ピクニックをする予定がすぐにあるわけでは無いですが、この可愛さに心惹かれ、つい欲しくなってしまった商品でした。

つづいてこちら、宝箱のようなアンティークチェスト。大切なものをしまっておくのにぴったり(!?)な見た目です。

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そしてこちらはホットドッグ専用機器。初めて見ました。こんなものがあるんですね!

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何故か、バッカイの実も一粒¢5で販売されていました。(以前、記事でもご紹介させていただいた、オハイオ州の木です。)

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他にもレコードや、何に使うものか少し考えてみないと分からないものだったり…

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ミニチュアのおもちゃや、おしゃれなポストまで。

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こちらもディスプレイが面白いなと思いました。

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お写真では少し見えにくいですが、上段にワインラックやグラスが置かれています。

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カラフルで見たことのないデザインも多く、見ているだけでとても楽しめるお店でした。頻繁に商品が入れ替わっているようなので、定期的に訪れたいお気に入りのお店のひとつとなりました。

こちらではアンティークショップ・リサイクルショップをよく見かけますが、春になると「ガレージセール」(※ヤードセールとも言います)というのもよく開催されます。
日本では、年末に“大掃除”を行い新年を迎える習慣がありますが、アメリカでは“スプリング・クリーニング”という言葉があり、春に大掃除をすることが多いんです。
そんなこともあり、しばらく使っていないものや必要でなくなったものなど、ガレージセールでいっぺんに整理するのです。
「ガレージセール」、日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、日本で言うフリーマーケットのようなものでしょうか。前もって友人や近所の方に声をかけたり、道路に簡単な看板を掲げるなどして集客し、自宅の庭やガレージで開催します。
自分たちが必要でなくなったものでも、誰かにとっては必要なものだったりします。長く大切に使われ続ける、って良いことですよね。私はまだガレージセールの経験をしたことがないので、今後、上手く活用していきたいなと思っています。
「もの」だけに限らず、アメリカでは「家」も古い家(中古住宅)ほど価値があったり、人気があったりします。私の周りでも、建てられて100年以上経つ家に住まれている方が多くいます。日本では新築が人気なイメージが強いので、驚いたことのひとつです。

長年大切に使用されてきたものは、どことなくあたたかさを感じます。私も今あるものを大切にし、将来だれか他の方のもとへ渡ったとしても、ずっと大切に使い続けていって欲しいな、なんて思います。

特派員

  • アンダーソン 江里加
  • 職業専業主婦

結婚を機に、2016年5月、アメリカに移住しました。
日本で教わった繊細で美味しいお菓子を広めるため、日々お菓子を作り研究している専業主婦です。

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