先日、ずっと気になっていた近所のアンティークショップ「Shabby Chic Boutique」へ行ってきました。個人的にとても好みだったこともありますが、本当に可愛くてたまらない品物で溢れていて、ぜひ皆さんとシェアしたいと思ったのでご紹介しようと思います。

一見すると小さめなお店に見えますが、中へ入ると奥に長く続いている、倉庫のように広い店内です。家具やホームデコレーショングッズ、食器やキッチン道具など、幅広く中古品が販売されていました。
どれもデザインが本当に可愛くって、中古品とは思えないほど質の良いものも揃っていました。ひとつひとつのデザインも素敵でしたが、店員さんのディスプレイのセンスも良く、一式全て揃えたくなってしまいます。見ているだけでも、インテリアやデコレーションのアイデアを得ることのできるお店です。




日本の中古品が売っているお店とはまた違った雰囲気で、ユニークなものや面白いものが沢山あったので、いくつかご紹介します。
まず、可愛く心惹かれたものたちがこちら。

ピクニックセットが入っているバッグ。ピクニックをする予定がすぐにあるわけでは無いですが、この可愛さに心惹かれ、つい欲しくなってしまった商品でした。
つづいてこちら、宝箱のようなアンティークチェスト。大切なものをしまっておくのにぴったり(!?)な見た目です。

そしてこちらはホットドッグ専用機器。初めて見ました。こんなものがあるんですね!

何故か、バッカイの実も一粒¢5で販売されていました。(以前、記事でもご紹介させていただいた、オハイオ州の木です。)

他にもレコードや、何に使うものか少し考えてみないと分からないものだったり…




ミニチュアのおもちゃや、おしゃれなポストまで。


こちらもディスプレイが面白いなと思いました。


お写真では少し見えにくいですが、上段にワインラックやグラスが置かれています。





カラフルで見たことのないデザインも多く、見ているだけでとても楽しめるお店でした。頻繁に商品が入れ替わっているようなので、定期的に訪れたいお気に入りのお店のひとつとなりました。
こちらではアンティークショップ・リサイクルショップをよく見かけますが、春になると「ガレージセール」(※ヤードセールとも言います)というのもよく開催されます。
日本では、年末に“大掃除”を行い新年を迎える習慣がありますが、アメリカでは“スプリング・クリーニング”という言葉があり、春に大掃除をすることが多いんです。
そんなこともあり、しばらく使っていないものや必要でなくなったものなど、ガレージセールでいっぺんに整理するのです。
「ガレージセール」、日本ではあまり聞きなれない言葉ですが、日本で言うフリーマーケットのようなものでしょうか。前もって友人や近所の方に声をかけたり、道路に簡単な看板を掲げるなどして集客し、自宅の庭やガレージで開催します。
自分たちが必要でなくなったものでも、誰かにとっては必要なものだったりします。長く大切に使われ続ける、って良いことですよね。私はまだガレージセールの経験をしたことがないので、今後、上手く活用していきたいなと思っています。
「もの」だけに限らず、アメリカでは「家」も古い家(中古住宅)ほど価値があったり、人気があったりします。私の周りでも、建てられて100年以上経つ家に住まれている方が多くいます。日本では新築が人気なイメージが強いので、驚いたことのひとつです。
長年大切に使用されてきたものは、どことなくあたたかさを感じます。私も今あるものを大切にし、将来だれか他の方のもとへ渡ったとしても、ずっと大切に使い続けていって欲しいな、なんて思います。