まず、ダブリンには主に5つの大きなスーパーがあります。日本には進出していないLidl、Aldi、Dunnes Storeと、お馴染みSupervalue、そしてTescoです。Tesco?と思われるかもしれませんが、実は日本では2013年に売却された後、現在はイオンとなっています。こう思えばなんだかとても身近に感じますよね。
また、日本のスーパーでも最近増えてきているとは思いますが、セルフチェックアウトがとても多いです。ガソリンスタンドもそうでしたが、海外は人件費を減らすためにセルフを導入するのが早いです。言わずもがな、初めてトライした時は見事にフリーズして(私が笑)店員さんに助けてもらったのも今では良い思い出です。慣れると納得、セルフの方が早いんですね。ちなみに、どのスーパーも食材は安いのですが、例えば肉ならこのスーパーの方が質がいい等、それぞれが得意分野があるので自分のお気に入りを見つけてみるといいかもしれません。
個人的に衝撃を受けたのは、魚売り場。肉類は鶏、豚、牛、羊と豊富なんです。
強いて言うなら鶏肉売り場はほぼ胸肉、胸肉、手羽元、手羽先、胸肉です。笑 もも肉もあるにはあるんですが、まず骨付きで取り除くのがすごく手間です。あまり需要がないのかもしれませんが、改めて日本の気配りの素晴らしさ、生活のしやすさを実感しました。
ここは、向こうまで両側肉・魚エリアなんですが…(お姉さんごめんなさい)
なんと魚エリアはこの1/8くらい。こちら。
しかもほぼスモークサーモン。それ以外はエビ、カニカマ、タラ、スズキがあります。
私の苦い経験は、魚の煮付けをしたかった日のこと。そのままオーブンに放り込むだけで完成するというお手軽さを売りにしているのですが、なんと魚は味付け済の状態で売られているものが多いのです。アイルランド人に問いたい。その魚を食べる時はいつも毎回同じ味で食べているのか?それで満足しているのか??笑 どのスーパーに行っても味付けされた切り身しか見つけられず、しょんぼりしながら何も買わずに帰った日のやり切れなさは今でも忘れられません。笑
時間がある時にはオーガニックスーパーでウインドウショッピングしています。
高いのでほぼ買い物はしませんが、日本ではあまり見ない野菜も結構あって面白いですよ!このスーパーには肉屋さんと魚屋さん、チーズ屋さんも入っているのですが、チーズは日本で買うより安いようで、母が遊びに来た際にラクレット用のチーズを見たいということで行ったら、日本で買うよりかなり安かったようで大喜びして買っていました。
よく、「日本の食品、手に入らないでしょ?」と心配のお声を頂きますが、中国人の方がたくさんいるおかげで大きなアジアンマーケット(写真参照)がいくつかあり、もちろん少し割高ですが醤油やカレールー等有名なものはそこで購入できます。少々高くついても、慣れ親しんだものを完全に絶つことはできません。うまくバランスを取りながら自炊するよう心掛けています。