• 2019.05.13
  • 世界遺産 ライン渓谷中流上部
ドイツの南西部から北海へと流れるライン川は全長1,320km、12〜13世紀の神聖ローマ帝国時代に南北ヨーロッパを結ぶ大動脈として栄えました。ライン川は別名「父なる川」。雄大な自然景観の中に多くの古城や歴史的建造物が美しくそびえ立ち、ライン渓谷中流上部のマインツ〜コブレンツ間約65kmは世界文化遺産に登録されています。



ライン川河畔はワインの産地でも有名で、ぶどう畑の広がるリューデスハイム〜コブレンツ間のクルージングが特におすすめです(所要時間:約1時間40分)。この区間にはラインで最も美しいとされるラインシュタイン城や最古のライヒェンシュタイン城、伝説の地「ローレライ」、モーゼル川と合流する「ドイチェス・エックDeutsches Eck(ドイツの角)」といった見所があるからです。



「コブレンツ Koblenz」にあるドイチェス・エックは、モーゼル川とライン川が合流し、この角にはドイツ帝国初代皇帝であるヴィルヘルム1世の記念碑が建てられています。1897年に立てられた記念碑ですが、第二次世界大戦で破滅的な被害を受け、1993年に再建されました。この騎士像は37メートルの高さよりドイチェス・エックを見渡しています。



空の窓口フランクフルトから、車で約一時間とアクセス良好。 春から秋にかけての日照時間が長くて快適な季節、ドイツ白ワインを片手に緑が美しい絶景ライン川下りはいかがでしょうか?

特派員

  • 理夢
  • 職業いけばな活動家

ドイツ在住7年目。海外で「和の心」を忘れず、「いけばな」と「着物」を中心に日本文化活動を行う。日本の美を広めるべく、また次世代にも継承していけるよう精進して参ります。

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