まず初めは日墨協会。日墨協会は1956年に発足し60年以上日本とメキシコを繋いできました。ここにはICHIというレストランがあり日本庭園を見ながら美味しい日本食を頂けます。時々催されるMercado Japonという日本市でお弁当等を販売していたり、毎週末には朝食ビュッフェも提供しています。お弁当はメキシコシティ内の日系スーパーでも販売されていたりします。このレストランICHIはメキシコシティで最初にできた日本食レストランだそうです。
レストランICHIのお弁当
Mercado Japonの様子
日本庭園
協会内には日本の100均商品を扱うDokkoi Japan(値段は100円ではなく約270円です)や食品を販売する店舗、テニスコートやプール、日本語学校、マンガ図書館等の施設があります。コロナウイルスによるパンデミック以前は夏祭りや秋祭りも行われ本当に沢山のメキシコ人が楽しんでいました。
マンガ図書館
パンデミックの影響で経営が厳しくなり、またメキシコは政府からの補助金等が全くないため存続の危機にあるようなので何とか持ちこたえてほしいと願っています。この日墨協会は閑静な住宅街にあるのですが、通りの名前がFujiyamaなんです。面白いし日本人として少し嬉しくなりました。
通りの名前といえば、スペイン語で東京を意味するTokioというところもあるんです。そしてそこにあるのがMarukoshi Bakeryです。お店はとても小さいのですが、日本人はもちろん現地の人にも人気です。子供受けする可愛いパンも食パンも買うことができます。
Marukoshi Bakery
メキシコシティは日本食レストランも多くお勧めがたくさんあるのですが、レストランやカフェはまた別の機会に紹介出来ればと思います。
最後はコヨアカン地区にある大平正芳公園です。大平氏は日本の第68，69代首相。ここは15分程で一周できてしまうくらいの公園ですが、池に太鼓橋と鳥居があり少しですが桜もあるようです。私が訪れた日は2，3人の女の子が恐らく15歳の誕生日の記念写真を撮っていました。こちらでは15歳になる女の子を盛大に祝う習慣があります。この時もお姫様のように着飾った女の子を正装した何人もの男の子が囲み写真を撮っていました。大事な節目の日に日本庭園で記念写真を撮ってくれるなんて嬉しいですね。コスプレして写真を撮りに来ている人たちもいました。
大平正芳公園
メキシコには親日の人も多いので、こういった場所が現地在住の日本人だけでなくメキシコ人にも親しまれています。長期滞在だけでなく、旅行等で訪墨した際に立ち寄ってみるのも現地での日本へのイメージや好意的な雰囲気も感じられて面白いと思います。
