Twee-Shirt

株式会社ズームス・保田充彦　X　U-SoftFactory・上間俊和

Twee-Shirtは、未来のコミュニケーションツール
見知らぬ人に話しかけるのは勇気がいります。話しかける前は、その人が何をやっていて、どんな性格なのか、今、何を考えているかなどが、まったくわからないからです。
話しかけられる側も、初対面の人に自分のことをいちいち説明するのは面倒だったり、気がひけるものです。また、趣味や性格の合わない人に話しかけられるのは「時間の無駄」になるかもしれません。
「話しかける前に、その人がどんな人か知りたい」
「自分のことを知った上で話しかけてほしい」
そんな願いをかなえる、あたらしいコミュニケーションの方法が、’Twee-Shirt’です。

Tシャツとモバイルアプリで、その人のことを事前に知る‘Twee-Shirt’は、特別なマーカーが印刷されたTシャツとモバイルアプリ（iOS用, Android用）からなります。
ユーザは、あらかじめアプリ上で、自分のマーカーID、ツイッターID、オプションで名前や趣味など、自分が開示したい情報を、サーバーに登録しておきます。そして、登録したマーカーが印刷されたTシャツ、‘Twee-Shirt（ツイーシャツ）’を着ます。
その人に話しかけたい人は、同じモバイルアプリで’Twee-Shirt’をスキャンします。すると、モバイル画面上で、その人の最近のツイートや、その人が開示した情報を見ることができます。
このようにして、出会った人に実際に話しかけなくても、モバイルアプリを通じて、その人がどのような性格なのか、なにに興味があるのか、どんなことを考えているのかを、知ることができます。そして、その人に話しかけるべきかどうかを、話しかける前に決めることができるのです。

‘Twee-Shirt’アプリの画面はこんな感じ！
’Twee-Shirt’を着た人に出会ったら、モバイルアプリでスキャン！画面上で、その人の最新のツイート（最新から５つ）を見ることができます。

左：スキャン画面　最近のツイートが表示される。矢印ボタンで過去のツイートもみることができる。
右：登録画面　マーカーID、Twitter ID、その他の情報を事前に登録しておく

‘Twee-Shirt’は、多言語間コミュニケーションツール！
‘Twee-Shirt’は、ARS ELECTRONICA 2015 ‘Post-City’（2015年９月オーストリア・リンツ市で開催）で展示しました。ここでは、’Twee-Shirt’が「多言語間コミュニケーションツール」として活躍しました。
たとえば、現地の友人に手伝ってもらってツイートをドイツ語に翻訳しておけば、ドイツ語が話せなくても、ツイートを通じて現地の人にメッセージを伝えることができました。

‘Twee-Shirt’はさらに進化中！
‘Twee-Shirt’は、さらなる進化を計画しています。
たとえば、自分のマーカーをアプリ上でデザインする機能や、そのマーカーが印刷された’Twee-Shirt’をオンラインショップで購入する機能、また、ツイートから「感情」を分析して、その人の状態や性格をアドバイスしてくれる機能などを、開発中です。

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