安全・安心 ～暮らし～ 防災の気づきを学ぶ

神戸学院大学

安全・安心 ～暮らし～ 防災の気づきを学ぶ（活動期間：2015年9月19日～10月18日）

神戸から「防災の気づき」を関西の中心都市である大阪で発信します！
今回展示した模型により災害を再現することで、防災意識が高まることを期待しています。

『都市型水害体験装置』
私たちの周りでは、自然災害の規模が増大している。最近の豪雨は短時間のうち広範囲に降るので、河川の増水により堤防の決壊が発生している（外水氾濫）。
また、地球温暖化に伴う海水温度の上昇や都市のヒートアイランド現象により、急激な積乱雲発生を起因とする以前では想像できない程の降雨量が短時間で降る「記録的短時間大雨（俗称：ゲリラ豪雨）」が発生する回数が増えている。現在の下水道施設では十分処理できず、大量の降雨によって都市部で大きな被害が発生している（内水氾濫）。このような，「外水氾濫」や「内水氾濫」の様子がわかる装置（ジオラマ）を展示・実演した。

『津波発生装置』
津波は陸域で発生する「内陸型地震」とは違い、プレートの境界で発生する「海溝型地震」で発生する。
すなわち、プレートの端が海水を持ち上げることで津波は発生し、沖合ではジェット機並みの速さで、私たちが住む陸域に伝わる。陸域に近づけば、その伝わる速さは遅くなるが、波の高さはどんどん高くなり、30ｍを超えることもある。2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、大きな津波が東日本を襲った。
南海トラフ巨大地震の発生が懸念され、 対策の立案が喫緊の課題となっている。そのため 、 「津波発生装置」も用意し、その「水の壁」のように襲来する津波の様子を体験可能とした。

『都市型水害　体験装置』
「外水氾濫」や「内水氾濫」の様子がわかる装置（ジオラマ）を展示実演しています。

（右上）道路に溜まった雨水が地下駐車場へ流れ込む様子を食い入るように見る子供たち。
（左下）ジオラマ

『都市型水害　体験装置』
ジオラマによる「外水氾濫」や「内水氾濫」の解説に、多くの来場者が真剣に聞き入っています。

『津波発生装置』
「水の壁」のように襲来する津波を再現しています。

（右上）発生させた津波の説明に聞き入る子供たち。
（左下）津波発生装置による津波。

一般選考の投票受付は終了いたしました。多数のご投票ありがとうございました。