にんげんとふえ

株式会社人間

「意味もなく面白い」ということを考えているうちに行き着いたのが、集団行動の面白さです。
無機質な機械でも人間の顔でも、数が増えれば増えるほど面白さは増し、自分の指示ひとつでたくさんのものが一斉に動くことでさらに興奮します。
そんな集団行動や、オーケストラの指揮者のような気持ちよさを、誰でも体感できる装置を開発しました。

この作品は、全長約4m程の巨大な黒い箱から、36体の真っ白な「にんげん」の頭が飛び出すという、奇妙な見た目をしています。
プレイヤーが「フエラムネ」を吹くと、その音に36体の「にんげん」が一斉に反応。「フエラムネ」の音に合わせて、目に埋め込まれたLEDをフルカラーに激しく光らせ、首を素早く回転させながら、規律正しく動きます。そして、吹けば吹くほど盛り上がるBGMや、光の演出により参加者の高揚感を煽ります。
最後まで吹き続け、息を荒らげたその時に「意味もなく面白い」ことに気づいてもらうことが目的です。

また、2015年3月には「ナレッジキャピタルフェスティバル」、5月には「ナレッジキャピタル アクティブラボ」にて展示を行い、多くの参加者に体験していただきました。

＜映像をご覧ください＞
https://www.youtube.com/watch?v=VJqnAY_X1H4

フエラムネの音を認識すると、36体の頭がチアのような掛け声を発しながら一斉に動きます。幅4m×奥行き4mを使って36体のにんげんが動く様子は圧巻です。

2015年3月、ナレッジキャピタルフェスティバルにて展示した様子。音と光の異様な演出により、子供から外国人観光客など大勢のお客様に悲鳴と笑いがありました。

2015年5月、ナレッジキャピタル アクティブラボにて展示した様子。フエラムネを吹くのみ、というわかりやすい操作性で、大人はもちろん多くの子ども達に楽しんでもらうことができました。

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