奈良県王寺町のご当地キャラ「雪丸」をコミュニケーションロボットに

株式会社ミッドウェーソフトウェアデザインズ

太子様の教えを伝えたいけれども雪丸は犬なので話ができない、人を癒すためにはどうすればよいか。
「人工無脳」をもったロボットになる。
1.目的
会話ログ型人工無脳をもったコミュニケーションロボットとして雪丸を商品化
奈良の観光需要創出と伝統の継承、社会貢献を目指す

2.コンセプト
ご当地キャラ雪丸が本来もっている役割「聖徳太子様の教えを伝えたい」をロボットで実現
雪丸は見ているだけで癒されるキャラ、万能型でなく対個人に特化したコミュニケーションロボットで家族の一員となる
・会話をすればするほど、賢くなっていきます
・高齢者の方と会話をする事が大好き。脳の活性化につながります
・太子様の教えと奈良の事、歴史の事は教えられなくても話します
・後世に伝えたい事を教えておくと、世代を越えた会話をする
・王寺町のホームページとはつながっているから、何でも聞いて

3.商品化について
(1)人工無脳部分は当社で開発、継続的に機能アップを目指す
雪丸は犬なのでうまく話せないというキャラに合わせ、定型文記憶型の人工無脳プログラムとして開発を独自で継続的に進める
(2)プロトタイプの開発
一番費用のかかる外装部に既製のぬいぐるみを利用、人工無脳部分を当社で開発する事でコストダウンを図り、試作品でコンセプトを提示

4.ロボットの問題点を打破
(1)不気味の谷
→ロボットのためにデザインされた架空のキャラでなく、雪丸は見ているだけで癒されるキャラ
(2)人工無脳って、ちゃんと応答できるの？
→雪丸は犬だから、元々上手くは話ができない

そもそも雪丸って何？
聖徳太子の愛犬、奈良県王寺町の達磨寺にいます。
平成25年6月王寺町公式マスコットに認定
ある食事会で、王寺町長から「雪丸をもっと有名にしたい」「もっと地域振興・産業振興につなげたい」との相談を受ける。
会話ログ型人工無脳を持ったおしゃべりロボットに!「雪丸は」家族の一員になりたい。

当社開発・小学校向け図書システムでの雪丸
生徒だけで貸出・返却、蔵書検索等の運営ができるよう開発
京都聖母学院小学校で運用いただいています。
図書室に子供達があふれ、貸出冊数が月6,000冊(一人月平均10冊)を超える。子供達は自ら進んで本を読むという事実。
同校の図書室の方針が文部科学省優秀図書室として推薦候補となる
今もパソコンが「かりられました」と声は出すのですが、これを雪丸にしゃべってもらう事でより子供達にとって図書館が楽しくなる。

雪丸駅長 たま駅長になれるか
雪丸の故郷JR万葉まほろば線は、ほとんどが無人駅
ローカル線活性化の救世主になりたい

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