• 2022.09.22
  • 東南アジア初!大麻解禁

大麻が禁止薬物なのは誰もが知ること…

タイ政府の法改定により、大麻が規制薬物リストから除外され、2022年6月9日からアジア初の医療大麻合法化で世界的にニュースになったことはご存知ですか?

報道された内容は、
タイ政府は2022年6月9日以降、規制薬物リストから大麻を除外。
一般家庭での大麻栽培が無制限で可能となり、スマートフォンのアプリを通じて届け出をすれば、20歳以上であれば誰でも大麻を栽培できるようになりました。大麻の販売が許されるのはテトラヒドロカンナビノール(THC)の含有率が0.2%以下の大麻抽出物を健康や医療目的で販売、使用することができますが、THC含有量が総重量の0.2%を超える大麻抽出物は依然として薬物リストに残り、娯楽目的の摂取は不可とのこと。

大麻の良いところとは?

約4,700年前の中国で、皇帝が患っていたリュウマチの痛みや不快感を和らげるために医療薬として使用されたのが初めとされています。

痛みや不快感を和らげる…
このような効果のある薬草がこの世にあったら、皆さんは使用しますか?
日本でも戦前に痛みや疲れを和らげる医療薬として使用されていた記録があります。
タイも同様に、伝統医療として昔から用いてきた歴史があります。
現代では研究も進み、大麻は悪い効果だけではなく、適した用法容量を守れば喘息、偏頭痛の緩和、癌の化学療法による副作用の痛みや吐き気予防、食欲増進の効果があるとされています。
用法容量を守らず、間違った使い方をした場合には幻覚作用や記憶力低下、学習能力の低下の原因になるとされています。


見た目は大麻草とほとんど変わらないヘンプ(Hemp)という植物があります。
ヘンプは繊維が多い植物なので、衣類や紙をつくりヘンプ製品として生産し、種はヘンプシードとして栄養価の高いスーパーフードとして注目されています。
ヘンプシードオイルは肌の老化の原因となる酸化を抑える効果があるとアンチエイジングにも期待されています。

法改定により大麻栽培をするタイ人が急激に増えたことで、外国人旅行客の間でも使用が広がる懸念があります。


最近ではレストランやカフェのメニューに大麻入りジュースや大麻入りケーキなどを販売するお店もあり、スーパー、コンビニ、コスメショップなどでも大麻入り医療薬品の他、ドリンクボトルやクッキーなどの加工食品も販売購入が可能になりました。簡単に購入出来るようになったため、無知蒙昧な人たちが面白半分でお酒などに入れ飲食したためタイの街中で倒れる人が続出したとニュースにもなりました。


大麻反対の飲食店は「No weed」大麻なしの看板が店先に張り出されているのでお店選びも安心です。

懸念のある外国人旅行客はタイ渡航前にタイ観光情報を確認する事をおすすめします。
タイ政府としては旅行業界、農産業、医療などの経済活動活発化を目的として、国内外の大麻市場に参入しようと新ビジネスも立ち上がってきています。

今後大麻産業はどうなるのでしょうか?

特派員

  • チュリーポーン スックサバーイ
  • 職業-

タイ/チェンマイ在住のエムと申します。
みなさんタイに行ったことはありますか?
この国のことをたくさんシェアしたいと思いますので、楽しんでいただければと思います。
よろしくお願いします!!

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